#805 真剣な中にも笑いを求める!

期限まであと66日!

(1)論文活動、活動なし
時間、0h

(2)英語勉強、活動なし

(3)その他活動サマリー、
新しい仕事の準備、

(4)陸トレ、活動なし

(5)感謝、
賭けに付き合ってくれる同僚

(6)新しい挑戦・昨日からの進化、
イノベーションに関する講義を聞く

(7)ブログ、

今日は会議が多くて明確な仕事の成果を得ることが出来ませんでしたが、それらの会議や対話の中で生まれたアイデアを書き起こして企画書にまとめることができました。例えるなら今の企画を詰める時期は、地中にどれだけ深くしっかりとした根をはることが出来るかという我慢の時期だと思います。目先の成果の有無にとらわれることなく、根を張る活動に注力していきたいと思います。

さて、本題です。自分の仕事柄、同僚からサイエンスに関する質問を受けることが多くあります。そんな時にお互いの真剣な思いから、対立的に意見が進んでいってしまうことも有ります。

そしてある程度のところまでいくと、もしお互いに間違いに気付いても、サイエンスではなく自分のメンツなどが気になり、引くに引けなくなった状況になっていることを感じます。(特に日本では、この傾向が大きいと思います。)

そんな時の解決策として自分がアメリカの同僚で学んだことは、「じゃあ、ビールかけようか?」というもの。

この利点は、まず議論をその時点で打ち切ることができる事です。もうサイエンスではなく感情論になっている以上、どれだけ話しても平行線のままであることは間違いが有りません。だから議論を一度打ち切り、冷静になるための時間を取れることが必要です。

また議論に勝っても負けても、ビール一杯を失うことでお互いのメンツが立つのであれば、安いものです。

さらに最後に大切な仕事の議論に、ビール一杯を賭けるというバカバカしさや遊びココロが好きです。この遊び心が相手に伝わることで、お互いのメンツへのこだわりや固まった感情がほぐれるのではないかと思います。そしてビールを受け取ったり、失ったあとで握手をして、これでチャラにするというスッキリ感がいいと思います。つまり人間関係と議論している内容を明確に切り離すこと、つまり議論では対立しているけれども、人間関係では対立しているのではないということを明確にすることができているのではないかと思います。

たまに相手を一方的に議論で打ち負かしているのを見かけることが有ります。もちろん真剣な思いの結果なのですが、それをやったところで相手に残るのは「自分の事は理解されない、あの人は理屈だけだ」みたいな感情的な反発だけなのだろうと思います。自分たちのような科学を仕事にしている人間でさえ、結局は感情論で動いていると思います。であれば、理論的な正しさだけで打ち負かすのではなく、感情的な逃げ道を作りながら相手を説得していくことが、自分の望む結果を得るために必要なのではないかともいます。

一度、大切な会議で、偉い人達の前でこれを言って「不謹慎だ!」と怒られたことが有りますが(笑)、まあ TPO を選びながらどんどん続けていきたいと思います。


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