今日も実家に帰省中。家族と話せて、本当に嬉しいです。
さて、本題です。信頼を積み重ねることは、長期的な視点ではなによりも重要なことだと思います。信頼を失わないためには、言行を一致させるとか、約束を守るとか、陰日向なく行動するとか、あらゆる要素が必要です。
その中でも今日は時間を守るということに関して考えてみます。あるエグゼクティブの方に話を伺った時に印象に残ったことの一つに、会議に一分でも遅れたら本気で怒ると仰っていたことが挙げられます。職位や責任が上がれば上がるほど時間に対する考え方がそれくらいシビアになってくるのだと思います。
時間に適当なアメリカの西海岸でさえ、(日本とビジネスをする会社だからか?)職位の高い人はみな時間を守ることに対しては気を使っていたように思います。自分の時間も管理出来ない者が人の上に立てるはずはない、ということだったのだと思います。
職位や責任が高い人ほど、時間が成果の律速になる最も貴重な資源であることを理解しているので、自分に対してはもちろん人の時間をムダにしないように考えており、自分の時間がムダにされた時には相手に対して不信感を抱くのでしょう。
例えば会議や面談においては相手のあることなので、時間を守れないことにより相手の時間を奪いムダにしてしまうことになり、信頼を大きく損なう結果になると思います。自分が5分遅れてしまうと参加者の人数 × 5分の時間がムダになってしまうことになります。逆に自分の時間を5分ムダにするつもりで5分前集合して絶対に会議に遅れないようにしておくことの方が、自分が遅刻して皆の時間をムダにし信頼を失ってしまうことに比べると、どう考えてもマシだと思います。
5分前集合で会議に遅れない事は信頼を頼もつことの必要条件に過ぎませんが、自分は100%守れているわけではないので、これから100%に出来るだけ近付けていけるようにここで宣言しておきたいと思います。
5分前に集合するとルールを決めてしまえば、後は自分の中でそれを淡々と100%守っていく事に集中するだけです。技術的には手帳などの有効利用により、予定全体を俯瞰的に見ていき、自分の時間をしっかりとコントロールすることが大切だと思います。ということで、まずは自分の時間を余裕をもってコントロールすることで、他の人のために使う5分前集合を達成していきたいと思います。
信頼というのは積み重ねることは非常に難しく、失うときには一気に失われるものだと思います。小さいことも疎かにせず、しっかりとやっていきたと思います。