自分は研究者ということで、知的生産に関わる仕事をしていると思っています。ですので、良いアイデアを思いつくこと出来るかどうかが、仕事の価値を大きく決めます。ですが、アイデアはすぐに消えてしまいます、蒸発と表現してもよいのかもしれません。
この一日のうちに思いつく良いアイデアの歩留まりを高めることが、後々の仕事の成果を決めると言っても過言では無いと思います。
ということで、自分の場合は良いアイデアを留め加工するためのメモ書きが必須です。ですので、会社に居る時は常に手帳を持ち歩いてメモを取るようにしています。ここで大切なことは、常に手帳を持ち歩けるかどうかということだと思います。というのはアイデアは、いつ出てくるかわかりません。というよりも、机についてアイデアを出そうとしている時にはほとんど出てきません。出てきたとしても忘れてしまったものを必死で思い出すくらいが関の山です。
メモが出来ない状態で良いアイデアを思いついた時は、忘れないようにしないといけません。そのためアイデアを忘れまいと、そればかりを頭のなかでグルグル繰り返すために、今後はアイデアに発展性がなくなります。アイデアを加工し発展させるには、脳を自由な状態にして脳のメモリに対してランダムに検索させ、異分野との関連性を見つけることが必要なのでは無いでしょうか。イノベーションを新結合と言った人もいるくらいですし、アイデアを思いついた後のこの後処理が大切なのだと個人的には思います。
ということで、先日のセミナーで教えていただいた通り思いついた瞬間にメモることが大切で、人混みで立ち止まってでもメモするくらいの習慣を持つべきだと感じました。自分の場合、アイデアはリラックスしている時に出る傾向にあり、特に仕事関連のアイデアが風呂場でもっとも良く出ます。これまでは、そのアイデアの8割はメモることなく失われていたと思いますが、これほど勿体ないことはありません。
その状況を改善するために、早速、耐水メモとペンを購入しました。以前は良いものを見つけることが出来なかったのですが、こんなに良いものが有るみたいです。コレで安心です!
- オキナ プロジェクト耐水メモ B7 PWB7/オキナ
- ¥518
- Amazon.co.jp