#1017 文章が上手くなりたい!

自分が文章を書くようになって思うことの一つに、自分の文章は質とスタイルの両面で読むに耐えないということと、市販されているような本の文章は素晴らしいということです(当たり前なのですが)。

これまで本を読んで、文章が難解過ぎてよく分からんとか、翻訳が酷いとか、自分の理解力の無さを棚に上げて文句をいう事がありました。しかし今から思えば、よくもそんなことを思えたなと恥ずかしくなります。新聞にしろ、雑誌やネットの記事にしろ、自分が目にする大抵の文章は本当によく書けていると思いますし、自分もこのように書けるようになりたいと思います(もちろん、今でもたまにウン?と思うものもありはしますが)。

スポーツでもアートでも仕事でも何でもそうですが、やはり見て評論するだけと実際に自分でやってみるとでは大きな差がありますし、自分でやってみて初めて気付くことも沢山あるのだと思います。そして、このようにして感じられた理想と現実とのギャップに対して、そのギャップを埋めたいと自分の心が動くこともあるのだと思います。

これまでは感じなかった文章を書くことに対する上達の気持ちを抱くようになったことは、自分としてはとてもよい方向性だと思います。(自分は賢くない理系の人間なのですが)理系の賢い方の書くクリアで端正な文章のスタイルに憧れます。池澤夏樹さんとか、岡潔先生とか、と挙げていくと書いていて恥ずかしくなったのでもう止めます(汗)。

上達のためには、上手くなりたいという意識を持った上で、良い文章を読みそして毎日アウトプットしていくことが必要だと思います。何かを習得するためには一万時間の投資が必要だと、どこかで聞いたか読んだかしたことがあります。ブログは約千日書き続けているわけですが一日一時間だとしてもまだ千時間で、しかも上達の意識も持たずに我流で書いてきたので、まだこの(低)レベルだとしても当然ですね。これからどんどん上達していくべく、意識を高く持ってサボらずに書き続けていきたいと思います。


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