自分も日々活動する中では頑張っているつもりで、例えばブログを書くときや、実験の試験計画を考えるとき、試験結果を解析するときなどは、没頭して頭をフル回転させているつもりでした。このような時間は決して『ダラダラ』と過ごしているわけではないのですが、それ以外の時間は漫然とやり過ごしていることも良くあります。
ふと思い出したのが、松岡修造さんがウィンブルドンで叫んだ「この一球は絶対無二の一球なり」という言葉です(元は福田雅之助さんの言葉らしいです)。この言葉ような、全てをこの一瞬に賭けるというような、100% 集中しまくりのトランス状態は近年経験していません。
そもそも、この 100% の本気を出した状態には、入ろうとおもって簡単に入れるものではないと思います。それを達成するにはいくつかの過程があると思います。まず頑張っても 100% まで出せない状態があり、例えるならこれは怖くてアクセルを 100% まで踏み込めない状態でしょう。そしてその次に、その気になればアクセルをベタ踏みして 100% の本気を出せるのだけれども、それには気合いが必要なため油断するとすぐに 100% ではなくなってしまうという状態です。そして最後は完全にリミッターが外れてしまって、常に 100% でエンジンをふかしまくっている状態になれるのだと思います。
誰もがみな同じ 24 時間という時間を使って、同じような仕事に取り組んでいるのに、アウトプットが大きく異なってくるのは、この 100% まで持っていくことが出来るのかどうか、ということが大きく影響しているように思います。短い人生ですので、自分としては 100% の力を出し切って、後悔のない人生であったと思えるようにしたいです。
AKB さん、本日は貴重な気付きを与えて頂き、本当にありがとうございました!自分も 100% の本気を出せるようになるよう練習したいと思います!