#1095 不撓不屈の精神で最後までやり抜く!

最近、少し調子に乗っていて、順調であることをデフォルトだと考えているフシがありました。完全に勘違いしていました (汗)。勘違いなのですが、順調なことに慣れれしまうとそれが当たり前だと本当に思い込んでしまうので、慣れというものは本当に怖いものです(汗)。

自分の人生を振り返ってみると、最初から順調に上手くいった試しなど殆どありません(汗)。そんなアゲインストな状況でも最後まで諦めないから最終的に上手くいっただけという、なんとも泥臭いやり方でしか成果を出してこれませんでした。

ですが順調なことがデフォルトになってしまうと、以前なら大して気にもしなかったような小さな問題に対してさえも、過剰に悩んでいたりする状況になっていることに気付きました。

よくよく思い返してみれば、問題だらけの中でも明るく前向きに、地道な努力とここ一番の根性だけを取り柄に頑張ってきたことだけが、自分が誇れることだと思っています。何の取り柄もない凡人の自分が優秀な方に追い付くためには、こういう雑草魂みたいなものを忘れてはいけないはずです。

ところがアメリカの優秀な研究者に出会ったことでアメリカかぶれしてみたり、外資系コンサルの友人に影響され柄にもなくスマートなかっこ良さに憧れてみたり、まあひと言で言うなら、能力もないのに調子に乗っていました 。いや~、マズいですね(恥)。

そういえば、小中学校時代には剣道をやっていたのですが、練習の度に「不撓不屈の精神を養い」と暗唱されられていたことを思い出しました。不撓不屈とはどんな困難にもくじけないことで、自分が依って立つべきはまさにこの精神です。

『不撓』不屈を『不倒』と書いちゃう人がいるのですが(昔の自分のように汗)、それは違っていると思います。倒れてもいいんです、そもそも倒れない=失敗しない、のは挑戦していない証拠なのですから。大切なのは倒れた時に、心を折らずに立ち上がって再度挑戦できるかどうか、それが問われているのだと思います。

確かにスマートなキレキレのアメリカ人研究者には能力や発想では現状は歯が立ちませんが、上記のような泥臭いところでは絶対に負けない自信があります。凡人なのだから変に気取ってスマートに安易な方法で楽にやろうとしないということを、再度自分に言い聞かせ、雑草魂を忘れずに最後までやりぬことを徹底したいと思います!


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