今日も終日、読書をしていました。幾つかの本を読んだのですが、船川敦志さんの 『英語が社内公用語になっても怖くない』 が非常に印象的でした。
英語の上達の本でというよりも、むしろグローバルにビジネスをしていく上で英語を含め何が必要なのか?を書いた本で非常に参考になりました。
英語を学ぶ動機に関して、本文では「統合的動機づけと道具的動機づけ」の違いが説明されており、統合的動機づけの方が外国語学習の成功に結びつく、とのことでした。統合的動機づけとは、「外国人に共感し、その文化を理解したい、その人と同じように振舞いたい、その文化に参加したい」と思うことのようです。
自分が目指している英語を使ってビジネスをするというゴールは、最終的にはそこにあります。世界水準の研究者に混じって、専門性分野でディスカッションを深め、そして個人的にも交流を深めたいと思っています。そして、自分の強み、日本人の良さやを発信し、多様性の一つとしてグローバルなチームに生かしていくこと、ができればいいなあ、と思っています。
ボクがそう思う一つのキッカケは、以前に世界トップの研究者が合宿形式で一週間くらい泊まりこみで議論をする学会に参加する機会でのことです。その学会で、世界中からやってきた多様なバックグラウンドを持つ研究者の中で自分がどのように振舞ったらいいか良く分からず、加えて英語が苦手という面もあって上手にコミュニケーションをとることができず、という痛い経験が有りました。残念ながら、専門性以前の問題でした(汗)
もし、(ブロークンでもいいのでの)もっと英語での発信が得意で、かつ、そのような場での立ち振舞いを理解してれば、自分の専門性に関して披露しそれに対しフィードバックをもらう、ということがより出来ていたでしょうし、もっと個人的にも仲良くなること、また専門分野での人的なネットワークの構築ができていたはずです。
しかも、そのような場での日本人はボクだけで、(自意識過剰な面もありますが)自分の立ち振舞いが日本人全体のイメージとしての印象を与えてしまうことになりかねません。あぁ、日本の皆さん、ごめんなさい笑
非常に悔しく、そして残念に思っています。。。って、よく考えると(学位がないこともあいまって)国際学会に参加する度に、このような惨めな思いをしています。
この悔しい思いを忘れず、継続的な行動につなげ、必ず英語と国際的な場での立ち振る舞いを身に付けたいと思います。(今日は忘れないために書いています!)
英語が社内公用語になっても怖くない グローバルイングリッシュ宣言! (講談社プラスアルファ新書)/講談社