#769 アカデミアのことを思い出す季節!

帰国まであと21日!

(1)論文、
活動、二報目、引用文献を調べる
時間、4h

(2)英語発声練習、
活動なし

(3)その他活動サマリー、
学会の情報を調べる

(4)陸トレ、
なし

(5)感謝、
気にかけてくるれる大学の先生

(6)新しい挑戦・昨日からの進化、
アカデミアで活躍する同僚に連絡してみる

(7)ブログ、

南カリフォルニアは既に春と言うかもう夏なのでしょうか、昼間は T シャツ一枚で OK なくらいです(さすがに日陰や夜は寒いですが)。今日も論文に集中して、完成までもう少しということろまで来ました。残りももう少しなので頑張りたいと思います。

さて、本題です。3月の中旬にもなり、日本ではやっと春らしくなってきたという感じでしょうか?自分はこの春が来たという感覚が大好きです。そして旅たちの季節というか、大学の合格発表、卒業式、引越し、家族や友人との別れ、入学・入社などなど、別れの切なさと新生活への期待とが入り混じった感覚が今でもよみがえります。

加えて自分にとってはこの時期は自分が所属していた学会の大会があり、学生時代は毎年この学会時期に発表をすることを目標に直前までいろいろと頑張っていました。そして学会は日本各地で行われ、学会後は短い春休みということで、小旅行と待ちに待った春休みへの期待が大きく高まる時期でもありました。

大学を卒業し入社してからずいぶんたったのですが、この時期は学会にあわせて研究室の同窓会などが開かれるため、今でも学生時代の恩師や研究室の先輩後輩と出会えたり、また同級生などが企業やアカデミアで活躍している姿を眺めることができます。そういうこともあってか、春を待つこの時期はアカデミアとのつながりを考えされられる時でもあります。既に大学に居た期間よりも長い時間が卒業してから過ぎているので、出会う人たちはみな大きく変わっていることに気付きます。人生いろいろでおもしろいなと思います。

自分は企業研究者であるので、製品につながる研究をしてこそという思いはもちろんありますが、そのためには卓越した科学力を持っていることが前提です。そのためにアカデミアに学ぶ事は大いにあり、アカデミアとのネットワークを有していることは企業研究者にとっても一つの強みであるのではないかと思います。
特にこれからの時代は同じ組織に属して仕事をすることは、いつかなくなるでしょう。どの産業においても雇用の流動化により、専門家同志がプロジェクトごとに集まってチームで仕事をしていくような、プロフェッショナルの時代がやってくると思います。そんなときに、アカデミアや企業を跨いだ人的なネットワークというものは今後ますます重要になってくるのではないかと思います。
しかし自分個人としても自分の部署・組織としてもそのようなネットワークは持っていません。まあ、自分の場合は今まさに論文を書いていますし、情報発信を通じたネットワーク作りはまさにこれからということになってくると思いますが、少し不甲斐ない思いです。とはいえ、今年は日本の学会で発表して、ネットワーク作りの第一歩を踏み出していくことを目標にと思っているところですので、それに向けてまずは自分に出来ること(今書いている二報目の論文)に集中したいと思います。
アカデミアで頑張る同級生に負けないよう良い意味でライバル心をもって自分も頑張りたいと思います。


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