世の中には色々なヒトが居るので、多くの個性を持ったヒトがいて当然です。その中で、この人を助けてあげたいと思う人と、そうではない人がいるのは何故かと考えると、素直さを持っているかどうか、だと思います。
助けて上げたいと思う方からは、アドバイスを貰えるのですが、そのアドバイスに対し、「言われなくても分かっています」とか「そのアドバイスは適切ではありません」などといちいち答えていたらどうなるでしょうか。そのような対応をしていては、アドバイスをしてあげようという気持ちが無くなってしまうと思います。
そのような何にでも反発する対応は、一言でいうと”大人げない”と言うことになるのですが、なぜこのような反発する態度をとってしまうのでしょうか。
一つには、アドバイスをしてくれた方の気持ちを察することが出来ていないということだと思います。相手ではなく自分視点で考えるから、アドバイスを批判と捉える構造になっているのでしょう。何らかのアドバイスをしてくれるということは、そのヒトの伸びしろや行動の改善に期待をしているからこそです。わざわざ言いにくいことを言ってくれるので有難いことなのです。アドバイスをしたほうとしては、せっかく助けてあげようと思ったのに何故そんなことを言い返すのだ?、と当然考えるでしょうから、ここで上記のような反発的な態度をとってしまったら非常に大きなマイナスの印象を生み出してしまうでしょう。
しかしながらそのような面以上に、素直さというものを本人がどれだけ持っているか、というのがアドバイスへの反応に大きく影響してくると思います。アドバイスを受けることで、自分の不出来が目立ってしまうのでそれを否定したいという構造になるでしょうか。必死になって、自分の不出来を目立たせないようにする必要は無いような気がします。むしろ、アドバイスからの学びを求めたほうが建設的です。もし仮にアドバイスが的外れだったとしても、そういう風に思われたのには理由があるわけで、何か自分に落ち度がないのだろうか?と考える謙虚さを持っていたいと思います。またそのアドバイスから学べることがきっとあるわけで、少しでも自分の学びにしようとする素直さを持ちたいと思います。
じゃあ自分は素直さと謙虚さをもってアドバイスを生かせているのかというと、反省するところが非常に非常に多くあります(汗)。。。アドバイスをくれる方の気持ちに感謝し、素直さと謙虚さをもって少しでも成長できればと思います。