#942 ブラインドセイラー岩本光弘さんの講演会を聞いて!

今日は溜まっている仕事を早々に切り上げて(裁量労働性なのでオッケーなのです、制度上はですが笑)、ブラインドセイラー岩本光弘さんの講演会に参加してきました!岩本さんは昨年、ニュースキャスターの辛坊さんと共に、太平洋横断に挑戦された方としても有名だと思います。詳しくは wikipedia のコチラのページを御覧ください。

岩本さんのご講演は、ユーモラスで楽しくも同時に勇気づけられるお話でした。特に、岩本さんの強引なまでの(!)超前向きな姿勢に驚く一方で、これほどまでに前向きな方が居らっしゃることが、実感として認識できたことが自分にとっての何よりの収穫です。
視力が失われる過程やその現実を受け入れなくない心情など、自分には想像できないような絶望を経験されたと思うのですが、それを乗り越えて前向きに進まれてきた姿に心打たれました。一見すると不都合・不自由に思える状況や大きな失敗の中でさえも、「何か良い面はないか、プラスに考えられる点はないか」という視点で物事の良い面を見付けようとされている姿勢が非常によく伝わりました。

岩本さんのおっしゃる通り、環境を変えることは容易ではありませんが、与えられた環境に対しての心の持ち方は自分次第でいかようにも変えることが出来るのだと思います。「自分の思い通りにならない環境を恨み内に籠もる→成果が出なくなる→さらに環境を恨む→(以下繰り返し)」というネガティブループに陥ってしまうよりも、自分に与えられた環境をどうプラスに捉え、その中で何ができるのかを考えたほうが、後から振り返った時に納得のいく人生になると感じます。

また、自分に限界を作らない姿勢にはとても勇気づけられました。岩本さんの様々なチャレンジに対して、「止めておいたほうがいい」「リスクを犯すべきではない」と親身にアドバイスされる方のエピソードが出てきますが、岩本さんは自分の夢の実現を目指してそれらの反対を押し切って行動されます。

一方で自分の場合、「どうせ出来ないからリスクを犯すべきではない」と自分の行動を制限しているのは、自分自身ではないかとさえ思ってしまいました。勝手に自分の限界を決めて端から出来ないと思い込んでしまう前に、岩本さんのように本当にやりたいことをやると決めて、その実現には何が必要なのかを考えるほうが楽しそうだと感じます。「目が見えない状態で太平洋をヨットで横断すること」に比べれば、自分が直面する困難や悩みは本当にたいしたことはなく、こんな事に悩んでいる自分が恥ずかしくさえ思います。

岩本さんは太平洋横断の再チャレンジを計画されているとのことで(凄すぎます)、再挑戦を心より応援するとともに、自分も岩本さんの前向きな姿勢を少しでも見習い、目標達成に向けて活動していくことを誓います!(と、
自分のやる気に再着火することが出来そうです!


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