#968 論文が通ったのに嬉しくない!?

昨日書いたとおり、論文が無事受理されました。もっと喜ぶかなと思ったのですが、意外と冷静です(笑)。

最も大きな理由は、実際に一番苦しかった社内審査や論文の執筆が半年以上も前の事であるため実感がなくなっている、というのは一番大きな理由かもしれません。自分としては初めての事が多く、論文を書き上げてから受理されるまでが非常に時間がかかったためです。

次に自分が関わった仕事としてはもちろん思い入れはあるものの、科学的に非常におもしろい論文かというと、100% の自信はありません。会社の仕事なので特許がどうだとか、他の仕事との整合性がどうだとか、サイエンス以外の制約で思うような書き方が出来なかったという無念さもあります。その他の理由などで 100% の自信も無いことが、喜びの低減に繋がっているのかもしれません。

最後に、この論文は過去の二年間の仕事であって、自分の興味関心が次の仕事に移ってしまっているのからだと思います。加えて、後2報の論文を通さないといけないというプレッシャーもあります。そもそも 2014 年 3 月末までに終えておきたかったことがまだ出来ていないというのもあり、喜んでなんかいられないという気もしています。つまり過去の成果に浸るよりも、やらなければならない事だらけだということが分かってその事が喜ぶのを妨げているように思います。

とまあ、何だか少しネガティブな事を書いてしまったのですが、頑張ったことには間違いは有りません。当時のブログを読み返してみると、とても頑張っていたことや当時のキツさが思い出されて、懐かしい感じがしました。この頑張りに対しては正しくご褒美をあげて、頑張ったらご褒美があることを脳に教え込み、脳が成果に対して中毒を起こすように自分を仕向けたいと思っています。ということで、自分に小さなご褒美をあげることを考えます。

#739 三連休缶詰合宿の成果!


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