入社してからX年経ちましたが、キャリアの未来についての不安は一度も消えたことがありません。それは自分の部署や会社、業界だけで感じられる事なのかもしれないですし、もしくは今の日本社会だと誰でも感じることなのかもしれません。
具体的には、自分を取り巻く環境がすごい勢いで変化するため、それに合わせて自分も変化をしていないと取り残されてしまうような危機感を感じています。ですので、上記のようなキャリアに関しての不安は当たり前なのかもしれません。見た目には大きな変化はなくても、動的平衡状態すなわち「ミクロに見ると常に変化しているがマクロに見ると変化しない状態」を保ちながら自分を日々再新再生させていくことが必要なのだと思います。
このような変化への焦りから、以前はとにかく多くのインプットを求めたものです。本を読んだり、セミナーに行ったり、自分が何かをインプットしていないと不安でした。この状況は今でも同じような状況ではあるのですが、今から思えばインプットをするだけで安心をしていたように思います。つまりインプットの歩留まり率などは気にすることはなく、そこからアウトプットをして得られる成果は後からついてくるだろうと思っていました。
確かにそれは一部正しい部分もあって、自分がはるか昔(入社直後くらい)に受けた『7つの習慣セミナー』なんかが、今頃役に立ち始めているのを感じます。一方でどんだけインプットをしたかの分かりやすい指標、つまり『本を何冊読んだか、合計何万円分のセミナーに投資したか』などに気を取られて、学びの定着率やそこからの成果率は低く、単なる自己満足のための自己投資になっていたように思います。
それに対して、このブログを書くようになってからは、考え方が少し変わってきて、定着率を第一に気にするようになりました。というのは、まずブログを書くための時間が必要なために、あまりインプットの時間がとれていないという理由もあります。加えてブログのネタが不足しがちなため(汗)、自分の少ないインプットである本やセミナーの学びから出来るだけネタを絞り出している状態になっていて、無理やり復習の機会を持つことができていると思っています。
そのような状況であるために、インプットからの定着率は少しは高まっているのかもしれません。とはいえ、すでに長いことインプットを続けてきている割に、実生活で明確な成果が何一つ出ていない状況には困ったものです(汗)。(1) 学びの機会を持つこと、(2) 学びを定着させること、だけで満足することなく、(3) 学びを成果につなげる、ことが出来るようブログを書いている以外の時間にもっと頑張らないといけませんね、頑張ります(汗)。