と、先日のフォロアップセミナーでお話頂きました。
ということで、自分のことを書くのは恥ずかしいのですが、良いと勧められたらすぐにやってみる!、をモットーとしていますので、試してみたいと思います!!
時系列はあえて無視して振り返ってみると、記念すべき(?)第一回目として取り上げる成功は、入社1年目から3年目の終わりまで、に担当した、「誰もが失敗すると思っていたプロジェクトへの参加」についてです。
会社に入って初めて僕がその頂いた仕事は、当然みなから避けられ、グループのメンバーの誰もが手を付けなかった仕事でした。その PJ がなぜ一定の成功を収めることができたか?その理由を無理やり(汗)考えると、下記の要因があったかと思います。
(1) 気合い、熱血、根性、体力勝負(笑)、みたいなキャラ設定を定着できました。
もともとサッカーをやっていて、体育会系のノリなのですが、それを会社にも持ち込んで、自分のキャラ設定としました(笑)
杉村太朗さんの言葉 「死ぬ気でやれよ、死なないから」
上杉鷹山公の言葉 「成らぬは人の為さぬなりけり」
をデスク前にデカデカと貼っていました。どんだけこいつ熱いねん!的なキャラの扱いでした恥。(もちろん大学院時代には、それほどはマジメではありませんでした。)
でも、そんなイメージを自分で作っていくと、周りの人から、そのようなキャラとして扱われ(無理難題を与えても必死で頑張る新人?)、不思議と自分でもそれが本当の自分ではないのか?、と大いなる勘違いを起こしていたと思います(笑)
(2) とにかく、勉強をしまくりました!
誰も担当していなかったプロジェクトだったので、教えてくれる人はいませんでした。だから全部自分で、いちから勉強しました。
また、自分は創薬研究のことは知らない事だらけだったので、他の人が帰ったあとも過去のプロジェクトの資料をひっくり返してきて、片っ端から読んでいっていました。
知らないことを知る、一見無関係な事がいろいろな法則でつながっている事を発見できた時の喜び、サイエンスは美しい、などなど科学を学ぶ喜び、に気付いた時期だったかもしれません。
(3) 一生懸命働いた!
勉強をしまくったとは言っても、知識や経験もほとんどありません。だから、頭の代わりに手と体を動かしまくりました。本当に一生懸命に実験をしました。
(今から思えば、もうちょっと頭のほうを使っても良かった(笑))
(4) いろんな人に助けてもらった
新人だから、ということで、いろいろな方に助けて頂きました。逆に、自分からも分からないことは積極的に質問していく、能動的に働きかける姿勢を学んだような気がします。
(5) 上司の器
上司からも、新人だから失敗してもいい。好きにやれ!といって完全に放おっておいてくれました。だから、物事を進めるためにはどうしたらよいかを、自分で考えて、経験から学ぶことができました。感謝です!
(6) 次の仕事を呼び込めた!
。。。長くなりましたが、以上です。
最終的には、この PJ は中止になってしまってしまいました。ですが、このプロジェクトを前に進めることができた点が評価されて、次の仕事として、自分のその後の方向性を決めることになる重要な仕事を任せてもらえることができました。
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以上のまとめ 【自分の方程式?】
マジメで熱血なふりをしていたら、そのように扱われ、自分もその気になって頑張れた。なりたい自分を明確にして、自分および周囲に対して発信していくことが大切なのではなかろうか?発信していくにつれ、それが本当の自分だと思えるようになる日が来るはずだ。
学問の喜び、サイエンスの美しさ、に気づけた。何かを発見した、気づいたときに、ドキドキ感、満たされる気持ち、などを中毒化できた。
仕事に対して真摯な姿勢で取り組む姿勢は、それを見ている人へ信頼感を生み出す。次に重要な仕事を任せてやろう、という気にさせることができた。
そして、多くの方に支えられてこそ仕事は進めていけるのだ、ということを身をもって勉強することができた。
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でも、なんか自信がでてきたような予感?(笑)