あるべき姿を達成するためのエネルギー #1205

何かを成し遂げるには、それ相応のエネルギーが必要です。以前の鮒谷周史さんのセミナーで語られていたことなのですが、このエネルギーは二種類に分けられるとのことでした。一つ目が自分の理想像に対する憧れなどから生じる『綺麗なエネルギー』と表現されたもので、『自分もああなりたい』とか『うらやましい』などの素直な感情です。二つ目が『黒い(ブラックな・ダークなダーティーな)エネルギー』で『こんなはずではない』とか『なんて自分はダメなんだ』など、悔しさや怒り、不甲斐なさ、劣等感、鬱屈した思い、失望などが原因となる種類のエネルギーです。

これまでの自分の場合は、どちらかというと『綺麗なエネルギー』よりも『黒いエネルギー』の方を原動力に活動した時に成果が出たように思います(性格の問題ですかね汗、まあ自分は雑草系の非エリートの人間なので、納得なのですが)。もちろん、ブラックな方ばかり使っていてはきっと幸せにはなれないと思うので、どこかで綺麗なエネルギーに切り替えていかないといけないとは思っています。しかしブラックなエネルギーは瞬発力としては非常に大きな力が出るのだと思いますし、今の自分の中に残っているのもブラックな方が割合としては大きいのかもしれません。

どちらのエネルギーも、自分のありたい姿とのギャップを認識することから生まれるエネルギーだと思います。これらはもちろん自分の中だけでも生み出しうるとは思うのですが、多くは外の世界を知ることで生まれる事が多いのだと思います。

で、問題なのは、綺麗な方でもブラックな方でもどちらでも良いので、日頃からエネルギーを感じているかということです。昔に蓄えた膨大な(ブラックな)エネルギーを原動力に『現状を打破したい』と今は活動をしているのですが、それ以来、まとまった新規なエネルギーが注入されておらず、ガス欠とまではいかないものの、どうも最近はエネルギー不足な感が否めません。ブラックなエネルギーに『ハングリー精神』とか『反骨心』などを加えるなら、年齢を重ねるごとに昔は感じていたそのようなエネルギーを少しずつ失っていってしまっているのかもません。

これは外の世界からの刺激が圧倒的に不足していることが理由だと思っています(もちろんリアルでの刺激は大切ですが、本やウェブなどのメディアを介してでもそのような刺激はいくらでも注入できるのだと思います)。とにかく、自分のありたい姿とそのギャップを認識するような刺激を入れ続けなきゃいけないと思っていますし、出来るものなら以前との比較で『綺麗なエネルギー』を増やしてくれるような刺激を入れたいと思います!


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