会社では、研究者として生化学実験を仕事にしています。
研究の面白いところの一つに、サイエンスに関しての議論では、上司も部下も、学生も教授もなく、科学者として対等の関係のである、と言う点です。
もちろん最終的なアイデアの実行には、マネジメント(上司、教授)が、リソース配分の決定と結果への責任を負うのですが、少なくとも議論だけであれば、対等です。
だから、研究者は実験結果を持って、「どやっ!!」と上司・教授を黙られることもできる!(しばしば、その後の議論で返り討ちにもあうのですが汗)
これって快感でもあるんです(笑)。研究者としての一つのモチベーションになっているかもしれません。
だから、アイデアを貯めこんでしまい研究者も中にはいます。そして自分で実験して結果を出したい、と。
自分もそう思っていた時期もあったのですが、最近は少し違うと思っています。
7つの習慣で『すべてのものは2度作られる』とあったと思います(うろ覚え汗)。つまり知的生産と物的生産です。研究に当てはめると実験結果は物的生産で、実験プラン・アイデアが知的生産だと考えることができます。
僕は、実験プラン・アイデアといった知的生産で勝負する研究者になりたいと思っています。しかし知的生産のままでは、直接の成果ではありません。誰かに実行してもらって初めて成果になります。
ではどうやって成果につなげるか、(1) 自分の専門性を高めていくと同時に、(2) 自分のアイデアをみんなに理解して貰う必要がある、(3) アイデアを他の方に実行して貰う必要があります。
(2) は、合理性、妥当性、論理、説明の力、など
(3) は、人間性、信頼、利他精神、思いやり、など
という資質が大切だと思っています。片方だけでは絶対にだめ。
う~ん。。。なかなか難しいですが、日々の研究活動の中で一歩ずつ、精進したいと思っています。
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自分の人生に大きく影響することなので、徹底的に頭の中で汗をかくべきと思います。私なりの感想ですが(参考にしなくて結構です・・・汗)、ぼちぼちさんの立ち位置のキーとなるのはキャラクターでだと思います。よくあることでしょうが、頭脳明晰な秀才の人が人望があるか・・・むしろ逆のケースが多いと思います。少々頭悪くとも、愛嬌のある奴を目指す方が、よりぼちぼちさんの理想に近づけられるのではないかと思います。とことんノックを打ってみてください!!
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>としくんさん
ありがとうございます!
はい、ご指摘のとおりだと思います。。。
理性と情緒のどちらも伸ばしていけるよう精進したいと思います。