肉体的、精神的に追い詰められてくると、心が動く経験が少なくなります。それはある程度は仕方のないことなのですが、良いことではありません。
無用の用、として、意識的に生活に取り入れていかないといけません。というのは、そのような経験は待っていてはやってこないので、能動的に自分から求めていかないとダメだと思います。
「心が動く経験」は直接的に自分が経験できるものがもちろん良いのですが、時間が少ない時は、擬似的な体験でもいいと思います。本とか、DVD とか、CD とかで、良い話・映画・音楽を体験することで、生活に潤いが出てくるはずです。
そのため、読みたい本・見たい映画・聞きたい音楽を調べる時間、ツタヤにいく時間(笑)、そしてそれらを実際に味わう時間、を生活の合間に挟み込んでいきたいと思います。
この3つの時間の中で最も時間がかかるのは味わう時間です。そのため、予め、何らかの信頼出来るフィルターで絞り込んでしまわなければなりません。この「調べる時間」というひと手間をかけるかかけないかで、最も時間がかかる「味わう時間」の価値を高めることが出来ると思っています。
良い作品との出会いは偶然も大切のですが、やはり意図して出会いたいと思っていなければ、良い出会いの確率は低いはずです。まずはお手軽で信頼出来るフィルターを探すことからはじめてみたいと思っています。