今日は会社のシニアディレクターからの“講話”がありました。彼は外国人で、今の会社に入るまで複数の会社や大学でキャリアを積んできたとのことです。その経験から、今の若い人たちに彼の経験を振り返って話すことで、若い人たちが会社に変化を引き起こすことを期待するという趣旨だったのだと思います。
彼を参考にしたいと思った点は、彼はキャリアのあらゆる点で、『悪くない状況』で満足しなかったことだと思います。経歴、金銭面、実績ともに全然悪くない(むしろ自分からしたら羨ましい)状態でも、『自分が成長できる環境を求めて』とか『新しい考え方を身に付けたい』とか『刺激が足りない』という理由から、新しい環境に飛び込んだとのことでした。飛び込んだ先では必ずしも成功というわけではなく失敗もあったとのことですが、それでも常に変化を恐れずに自分自身を変えて、そしてそれにより属する組織に貢献し続けることが出来たようです。
それに対して自分はどうかというと、少し守りに入っているように思います。もちろん仕事でもそれ以外でも挑戦をしています。しかしもう少しリスクをとって攻めにいっても良いのかなと思っています。自分も仕事は嫌ではないですし、そこそこ充実しています。まさに『悪くない状況』なのだと思います。しかし心の底から満たされるというような感じではありません。
だから今は何かを変えなければいけないと思っています。そう言うとすぐに転職だとか職種を変えようとかそういう話になってしまいがちですが、必ずしもそうではなくて、今やっていることのやり方を変えたり、自分の仕事の範囲内でも変えれることはあるでしょう。
もちろん、もしそれを変えても自分の心が満たされなかったり、自分の強みとは異なるところに自分が変わらないといけない、ということなのであれば、そこで初めて職を変えることを考えれば良いのでしょう。でもまだ出来ることがありそうなうちは、今のところでリスクをとって自分に出来る限りの変化を仕掛けていきたいと思います。
とはいえ、そもそも変化を引き起こすのに必要なリスクといっても、自分が負わなければならないリスクなんてたかが知れています。決して自分の命まで取られることはありません。変わるためのリスクを必要以上に恐れることなく、自分が信じる未来に向かって自分を作り変えていきたいと思います。変にビビらずに、また明日から頑張っていきたいと思います!