仕事の生産性の2倍向上に必要な考え方

仕事での先送りが続いています。仕事自体は結構頑張っているとは思うですが、それでもどんどんと新しい仕事が降ってくる(自分が進んで取ってきている汗)ために、結果として頑張って仕事をやれども、全部の仕事が終わらずに結果として先送りしてしまっているという面もあります。

この悪循環を解決するためには、仕事の処理能力を大幅に向上されるか、それでも駄目な場合は一部の仕事を損切りしてしまうしかないでしょう。現状でも仕事を一生懸命にやっているつもりで「はあります。しかしそれは自分の能力の『かける1倍』でやっているに過ぎません。工夫次第で、もっと早く出来ると思います。業務が破綻して損切りを考える前に、まずは仕事の生産性を二倍にすることを考えたいと思います。

例えばですが、何よりもまず『そもそも、この仕事は本当にやる必要があるのか』を問いたいと思います。実際の仕事には、やらなくても良い仕事が実は山程あると思います。確かに一見どれも必要そうな仕事には見えます。しかし『何故、この仕事をやる必要があるのか』を明確に問うことで、必要な仕事のフリをした無駄な仕事を見分け、それにより相対的に成果の出ない仕事を減らしていくことができるのではないかと思います。

次に、仕事は自動化出来ないかということは常に問うべきでしょう。IT化(マクロ化)、ロボット化、などで人の作業を省略できることはたくさんあります。そこでまず、人がやらなくても良い方法はないのか?ということを問いたいと思います。自分はITの専門家では無いのですが、幸いなことに自分の近くには超絶優秀な計算科学者がいるので、まずは彼に自動化が可能かについて聞いてみるということをしたいと思います。

さらに、仕事を自分以外の誰かに頼むことは出来ないのかを考えても良いのかもしれません。外注に出したり派遣社員さんに頼むというのも手段ですし、社内でその仕事がもっと得意な方へ『仕事と成果をセットにして渡す』ことでスムーズに仕事を移管することが出来るかもしれません。そのために、SOP(標準作業手順書)作成による仕事の標準化などは常にやっておく必要があるでしょう。

最後に、過去の似た仕事をパクれないかということは常に意識しておくべきでしょう。仕事なんて実は似たものの繰り返しであることが殆どです。もしも、うまく行っている仕事であればわざわざその方法を変える必要はなく、上手く行っていないところにオリジナルを入れていけば良いわけです。過去の上手く行った仕事をパクる際には、そのままパクるというよりも仕事のフレームワークをパクるわけです。しかも単にパクるではなく敬意をもってパクるわけで、当然ながら出典は明らかにすべきだと思います。

と、ここまで書いて東レ経営研究所元社長の佐々木常夫さんの言葉である『プアなイノベーションよりも優れたイミテーションを』という言葉を思い出しました。これは本当に名言で、過去の優れた仕事を探しストックしておく作業が不十分な自分の仕事スタイルを反省しなければと思っています。と、いろいろ書きましたが、仕事の生産性を改善できる余地はまだまだ山程ありますね。努力目標としてではなく、現実的な数字としての2倍を目指して、今後頑張っていきたいと思います!


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