フルマラソン2週間前の練習で気付いたこと

今日、ランニングの練習として、25kmを走りました。最近は忙しくて、ほとんど練習が出来ていなかったのですが、これくらいの距離なら楽勝だろうと思って走りましたが、甘かったです (汗)。ジョグくらいのペースだったのですが、結果はボロボロで、19km過ぎから体が非常に重くなってしまいタイムも一気に落ちて、ほうほうの体で何とか帰ってきました。

体が動かなくなってからゴールまでの約6kmを走る間は、それこそずっと後悔をしていました。練習をサボっていたこと、それにもかかわらず25kmという距離を走ろうと思ってしまったこと、さらに前回の初マラソンの教訓をトレーニングに活かせていないことなどです。体力的に辛かった上に、走っている間はずっと後悔ばかりをしていたので、決して楽しく走れた訳ではなかったのですが、それでも走れて良かったと感じています。

その理由はまず、自分の現状を正しく知ることが出来たからです。自分は現状に対して明らかに過信しているところがありました。まだ次のレースの準備が出来る今の段階で、その過信に気がつことが出来たのは非常にラッキーだと思います。フルマラソンのレース本番でまた後悔するのはもう御免です (汗)。

加えて、体が動かずに思うように走れない状況下での走り方のシミュレーションができました。スタート直後などは普通に走れるので特にその練習は不要です。しかし『本当のマラソンは30kmから』と言う人がいるように、体が動かなくなってくる状況下でどれだけ走れるかが勝負だと思います。そのシミュレーションが出来たというのは良かったのではないかと思います。足が動かない時、全身の痛みで正しいフォームが保てないと時に、スピードを落とさない走り方ができるかどうかを試すことが出来ました。

さらにその間ずっと、自分と向き合う時間が取れました。自分が練習の時間を取れていないのは生活リズムが乱れているからであり、その主な原因は仕事の時間が長くなってしまうことです。じゃあ、それを解決するためにはどうしたら良いのか、具体的な解決策を考える時間になりました。

もしも可能なら、もっと早くから問題を把握しておくべきだったとも思っています。今回は自ら設定した練習を通じて問題に気づく時間を作ることができましたが、より早期に気付くためには練習となるレースをもっと頻繁に入れておくのも良いですね。このように、ランニングに限らず何事においても、本番に酷似した環境を与えてくれる練習の場を定期的に入れておくことはとても大切だと思っています。確かに辛い状況もあるのですが、練習で泣いて本番で笑うという言葉もある通り、バグ出しのための練習なわけで今回のように思いっきり失敗すれば良いわけです。ということで、せっかく出てきた多くの課題は、二週間後に向けて修正をしていきたいと思います!


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