学位取得までの道のりの概要 (1)

今日、学位授与式に出席し、無事に学位を頂くことが出来ました。ご指導いただいた先生方、支えてくださった皆さまに心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

複数の方から学位取得までのプロセスについて質問されています。これまでの活動はこのブログに書いていましたが、具体的な日程を含めて振り返っておきたいと思います。何かのご参考になれば幸いです。

2013年に大学の先生にご挨拶をさせていただき、博士論文が提出できたら審査をして頂けるようお願いしました。その後2013年から2016年まで前半はひたすら英語の原著論文を書くことに注力していました。英語の原著論文が受理されるたびに英語を日本語に直していました。また進捗があるたびに大学の先生と面談し、研究内容の進捗に関して報告をしていました。

3報目の論文が2016年の初夏には受理される見込みであったので、ゴールデンウィーク期間はすべて博士論文の作成に費やしました。これまで同じ先生が審査された博士論文のフォーマットを参考にして自身の論文を作成しました。

8月2日、大学の先生に博士論文の概略を説明するためにプレゼンテーションを行いました。そこで研究の概要、研究において自分の果たして役割を改めてまとめて説明し、博士論文に値する内容かを審査して頂きました。研究内容をご理解頂いた上で審査に値すると判断して頂き、審査の主査を務めていただくこと了解頂きました。また専門性などの観点から副査をどの先生にお願いすべきか議論しました。さらに博士論文審査のために事務局に提出すべき書類のテンプレートをもらいました(かなり沢山あって大変でした汗)

8月10日、博士論文の第1稿を主査の先生に提出いたしました。それまで原稿準備していたとはいえ、前回のプレゼンテーションから約1週間で論文の体裁まで仕上げることは本当に大変でした。睡眠時間を大きく削って作成しました。

8月12日、主査の先生にチェックしていただいた原稿が返ってきました。主に序論と結論の構成に関する問題点、さらに本論では専門外の読者にも解るように説明を増やすことに関しての指摘をいただきました。また論文のスタイル(フォント、行間、配置など)に関しての指摘もありました。

8月23日、ご指摘いただいた点を全て修正した第2稿を主査の先生に提出いたしました。前回から約2週間、盆休みも返上でほぼ毎日博士論文に取り組みました。

長くなったので明日に続けます。


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