泥臭い人生の物語に励まされる

自分は偉人の伝記が好きです。歴史上の偉人から、それこそ日経新聞の「私の履歴書」などに至るまで、色々な方の人生に興味があります。どんな人の人生が好きかといえばやはり苦労人と呼ばれる人たちでしょうか。

確かにスーパーエリートと呼ばれる人の人生には憧れます。旧華族の家柄出身で裕福な家に生まれ、旧帝大を優秀な成績で卒業して、一部上場企業の社員を経て、家業を継いで会社をさらに大きくしていった、というような人生には憧れはするのですか、あくまで憧れに過ぎず、あまり実感のないもののように思われます。そりゃー、そうですよね、自分の人生と交差する点が非常に少ないわけですし (笑)。

うまく編集された伝記やプロフェッショナル仕事の流儀などのDVDなんかを見ても同じで、とてもスマートな人生を送ってるように思えます。なんだか別世界の話としてしか受け入れられません。学ぶことは多い良い話ではあるのですか、自分とは違う世界だと感じてしまいます。

しかし傍から見るとかっこよく見える自伝も、編集してあるからかっこよく見えるのだと思います。それはあくまでで編集の妙で(程度の差こそあれ)実は自分たちと同じく泥臭い人生なのではないかと思っています。

自分は、むしろ若いときにたくさん苦労した人の人生には共感も出来ますし、励まされます。自分は苦労してきたと言うつもりはありませんし、自分は超運が良い人生を送って来たと思っています。それでも人生はそんなにかっこよくも綺麗なストーリーでもない、泥臭いもんなんだ、と自覚させてくれる伝記には励まされます。

というのは、このような苦労人の人生には、特殊な前提(実家が金持ち)を持たなくても良い人生を送るための一般的な方法論が書かれいると思っています。一言で言ってしまうと「気合いと努力と根性とご縁」を大切にして、そこにあと少しの運があれば、誰でも良い人生を送れるのではないかとさえ思います。こうやって書いてしまうと嘘くささや安っぽさを感じてしまうのですが、これを実感を持って信じるためには、苦労人の伝記を読むのが効きますね。

また(ビジネスで成功する人生が良い人生かというとそんな事もなく)苦労を乗り越えて何かを成し遂げた人生こそが自分の理想だと思ってるので、ますますそう感じるのかもしれませんが。というわけで、これからの休暇シーズンには、また苦労人の伝記なんかを読んでみたいと思います。


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