毎日いろんなことがあり、朝起きるのが楽しみな日もあれば、反対にそう感じられない時もあります。調子が悪い時には家を出るのが億劫になることがないわけでもありません。そんな時にでも、自分を元気づける一つの儀式としてやってることがあります。
それは朝に家を出た時に見える景色を心から楽しむようにしている事です。自分が住んでいるところは高台になっていて、周囲の景色が一望できます。晴れていれば、自分の住む街を遠くまで一望できます。雨が降っていれば周囲の山々に霧がかかっているのを見ることができます。曇りでも風の日でも、何か素敵に思える点を無理やり探すようにしています。
大切なことは、心の中で「いい景色だ!」と思うことです。そして同時に、「今日も良い1日になる」と心の底から自分に念じ、信じ込むようにすることです。そうすると「よし、今日も1日頑張ろう!」という気持ちが生まれてきます。このように考えることで、仕事が上手くいっていようがいまいが、その日が晴れていようがいまいが、状況によらず自分を前向きにすることが出来るようになっています。
まあ正直なところ、これまで自分の家から見える景色に対して、特に感想をもったこともなければ、それほど好きだったわけでもありません(嫌いなわけではありませんが)。ただ、家を出て一番最初に見えるものが家からの眺めなので、それに対してポジティブな思いを抱くように決めました。そうすることで、少なくとも気持ちは前向きにその日一日をスタート出来るようになっています。
その日一日に起こることは、自分がコントロールできないこともあります。自分が苦手な仕事や嫌なことが起きてしまうこともあります。しかしながら少なくとも自分の気持ちは自分がコントロールできるものです。その仕事などに対して自分がどのように思うかは、自分が決めれば良いことで、それを少しでも助けるような習慣として、「朝の景色を楽しむ」ことは今のところ非常に上手くいっています。引き続きこの調子で続けていきたいと思います。