『最優先事項を優先する』とは皆様よくご存知のとおり、フランクリン・コヴィー著『7つの習慣』の3つ目の習慣です。まさに文字通りの意味で、タスク管理・時間管理の上で大切なことは、タスクの緊急度により判断するのではなく、優先度により判断し、最優先事項を優先することが大切であるとの教えです。最優先事項を優先するには、そのタスクを優先して終わらせるために、時間を管理し、不要なタスクを一旦排除し、細切れの時間を集めまとまった時間にし、そして優先タスクに優先的にあてがわなければなりません。
さてさて、ここで、(昨日このブログに書いた)新しくブログを書くことを始めた場合について、話を戻したいと思います。ブログを書くというタスクを生活に組み入れた場合の生活の変化について考えてみたいと思います。それまで全くブログを書いたことのない人がブログを始めると、生活のリズムに大きな変化がもたらされます。特にそれまで文章を書いたことのない・情報発信の習慣のない人がブログを始めると、それは大きな負荷です。この負荷をうまくマネジメントしていかないと、継続的にブログを更新し情報発信していくことは難しいでしょう。つまり時間があったら更新しよう、というスタンスでは継続はなかなか難しいのかなと思います。
もちろん、仕事やそれ以外で大切な活動が生活の中でいっぱいあるわけですから、ブログが最優先ではないのは当たり前です。ですが、上記の通り、それなりの負荷ではあることから、それなりの優先度を与えないと、うまく継続できないのも事実かと思います。つまり、一日のうちでどこでブログを書くための時間を確保するのか、そのために必要なことはなにか、また生活のその他のタスクとの優先順位の兼ね合いはどうか、などは最低限意識して置かなければなりません。自分の生活について深く考え、計画しておくことで、結果として自身の生活に計画性が生まれ、さらにその計画通りに行動する自律心が生まれてくるように思います。
普段は夜寝る前にブログを書いている人がいたとしましょう(一般的な例かと思います)。卑近な(アホな笑)例ですが、夕方から飲み会がある場合、自分が酔っ払ったあとで他者に見せれる文章を書く自信がないのであれば、飲み会の前に書き終わってないとその日の更新はできません。じゃあ、どうするのか。前日までに書いていしまうのか、早起きするのか、お酒の量を制限するのか、などなど具体的な方法はたくさんあり、どれがいいのかはここでは問題にしません。要は、事前に考え、計画して、行動する、というタイムマネジメントの基本を否応なく意識せざるを得ない状況になるわけです。
といっても、大変なのは最初だけです。最初は、そもそも文章に書くことに慣れていない、ネタの見つけ方がわからない、時間管理ができない、という複合的な理由で大変なのですが、どれもすぐ慣れます。と、ずっとサボっていたことを棚にあげて、上から目線で偉そうに言ってますね(笑)。自分にとってもブログを書く時間をとることは生活の計画性を高める良い機会だと思っていますので、自分も初心に帰り、『最優先事項を優先する』という習慣の中で、うまくブログの時間を天引きで確保していきたいと思います。また明日から、がんばります!