『ま、いっか』は全然良くない!

アメリカ生活が始まり、色々と分からないことが出てきています。例えば、薬局に行って複数の商品のディスカウントが示されているのですが、全てのラインナップがディスカウントの対象なのかそれとも一部のみなのかが一見分からなかったりします。また探していた商品があいにくディスプレイされていない場合、単に棚に出ていないのか、そもそも品切れなのかは、確認しないと分かりません。

そう、確認すればいいのです。日本だったら日本語で簡単に聞けるしそもそも店員さんも(バイトさんでも)それなりにフレンドリーなので簡単に確認できます。ですが、アメリカだと日本よりかはハードルが高く感じます。というのはそもそも店員さんがいないし、ホスピタリティを感じない場合が多いのです(日本と比べです)、残念ながら。

とはいえ、そこで黙っていてはいけません。分かるまで確認するのがアメリカのコミュニケーションです。アメリカでは、情報の発信者ではなく、情報の受信者に、責任があります。つまり、分からないのであれば分かるまで質問して確認しないとだめ。日本では逆ですよね、情報の発信者に情報伝達の責任があります。『あの人の説明がわるい』『結局何を行っているか分からなかった』などというコミュニケーションの不満を日本ではよく聞きます。日本のスタイルではなくて、アメリカのスタイル、つまり情報の受信者が分かるまで質問するというスタイルを自分もとらないといけません。

日本にいると『ま、いっか』と質問しないことも多いです。というのは、質問しなくても、大問題になることは少ないからです。日本語でいつでも確認できるし、そもそも日本の品質は高いので確認しなくても大丈夫なのことがほとんどです。ですが、ここはアメリカです。郷に入っては郷に従え、アメリカのスタイルに合わせなければなりません。『ま、いっか』は良くないことが多いです、後から泣き寝入りしても遅いわけです。

アメリカにいる間は、『ま、いっか』は禁句にしたいと思います。それはビジネスでもプライベートでも同じです。英語が苦手なこと、引っ込み思案な性格なこと(?)もあり、つい『ま、いっか』が出てきがちですが、そこはしっかりと我慢して分かるまで確認する姿勢を貫きたいと思います。ちょっとハードルが高い場面もあるのですが、慣れの問題でもあると思うので、妥協せずに頑張っていきたいと思います!


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