海外の同僚と一緒に仕事するようになって、一番困ってるのが英語でのコミュニケーションです。しかしそれに加えて「時差のマネジメント」も無視できない要因の一つです。
いまメインで仕事してるのはアメリカの同僚です。それに加えてシンガポールやヨーロッパ、さらにはメキシコやブラジルの同僚と仕事をする機会があります。そうなってくると文字通り地球の裏側の同僚と働くことになります。日本であれば電話や直接の会話で簡単に確認できるようなことも、時差のせいでメールのやりとりが中心となります(自分が会話が苦手なこともその原因ですが汗)。
時差のある同僚とメールのやり取りをすると、簡単なメールのやり取りを何度か行うだけで1日が簡単に過ぎてしまいます。というのは、自分が働いているときは彼らは寝ていて、彼らが起きている時には自分が寝ているからです。そのため、時差があると「後で返信すればいいや」というのは「明日でいいや」ということを意味し、「明日でいいや」というのは「明後日でいいや」ということを意味してしまいます。
幸いな事にメールはいつでも見れる状態にあります。だからこそ時差を意識して、自分が仕事をしていない時間帯においてもメールだけはチェックする癖はつけたいと思います。こう書いてしまうとワークライフバランスが崩れるとか言われそうですが、プロジェクトを効率的に進める事で自分の時間を上手く捻出出来ると考えると全然悪くありません。
では具体的に必要なアクションはどのような事でしょうか。まず、仕事が終わって寝る前の時間までに一度メールをチェックする事を習慣としたいと思います。あ日本の夜中はアメリカの昼前(地域に)です。一番メールがやってくる時間とも言えるかもしれません。
ここでは一生懸命に返信したり、特別な作業をする必要は基本的にありません。ただ単に大事なメールが来ていないことの確認をしておきたいと思います。ここでやばいメールが来ていると睡眠の妨げにもなるので(汗)精神衛生上良くないのですが、グローバルに仕事をする以上はある程度は仕方のないことだと割り切ってしまうしかないでしょう。むしろ問題に早く気付けたことを喜ぶべきかもしれません。
夜中に加えてもう一つ大切なのが朝一番のメールチェックです。日本の早朝はアメリカの昼~夕方にあたります。そのため日本側が朝にタイミングよく返信することが出来れば、メールがもう一往復出来ます。もちろん実際にはメールの内容次第ですが、このような小さな心がけの積み重ねで仕事を進めるスピードを改善することができるのだと思います。
ITの進歩により、世界は既に一つに繋がっていると言われています。好む好まざるにかかわらず、自分がいるビジネスの世界は既にそうなっているのです。そのようなルールの中では、自分の働き方もそれに合わせて工夫していかなければならないのは当然のことです。慣れるまでは少ししんどいかもしれませんが、自分がやるべきことはメールソフトを起動する僅か一手間なので、サボることなく継続をしていきたいと思います。頑張ります!!!