帰国まであと 88 日!
(1)論文、
活動、教科書を読む
時間、2h
(2)英語発声練習、
OK
(3)その他活動サマリー、
企画書を書く
(4)陸トレ、
OK,kg、
(5)感謝、
企画書に意見をくれる同僚
(6)新しい挑戦・昨日からの進化、
教科書を読んで新しい発見がありました!
(7)ブログ、
仕事漬け、しかも一日中ディスプレイとにらめっこの状態が続いているためか、少し疲れが出てています。ただ渡米してちょうど半分が過ぎたということもあり、いろいろな締め切りが続きまくっています。来週末まであとひと頑張りしてなんとか乗り着たいと思います。
さて、本題です。今日も引き続き課題にしている分野の基礎科学を勉強していたのですが、またもや新しい発見が有りました。もちろん自分の中でも発見であって、すでに 100 年以上前から世間では分かっていたことのようですが。
自分が読む酵素学の英語は全て英語であることもあり、これまでは読むのにも大分時間がかかっていました。その為、仕事に直接役に立つ結論の部分のみを読んで、教科書を理解した気になっていました。
しかしながら、最近は英語を読むのが早くなってきたこと、さらに酵素学の分野の専門性もソコソコ付いてきたこともあり、教科書がスラスラと読めるようになっています。(お行儀は悪いのですがご飯を食べながらなど)片手間でも読めるので、その分だけ沢山読めます。そこで、教科書をもう一度、原理原則レベルのところから読み返すことをしています。
具体的には反応速度論と酵素学と熱力学の間をつなぐ分野を勉強しているのですが、実際に自分が専門とする酵素学の現象を、反応速度論や熱力学で説明できるということで、自分の中で『つながった』という感覚を得ることができ、その瞬間は幸せホルモンが脳の中にドボドボと溢れた感覚がありました。
原理原則レベルで物事を理解しようとすればするほど、一度理解できれば関連する現象も同じ原則で説明が可能なため、結果として包括的な理解に繋がります。そしてそのため単に知識を知識のまま終わらせるのではなく、未知の問題解決にむけて応用が効くことを感じています。
このような原理原則を貫く発見をした昔の科学者にはただただ感心するとともに、このような優れた科学者が一生かかって辿り着いた発見をサクッと読ませてくれる教科書は本当にありがたいと感じ、まとまった教科書を読める事に感謝しています。言うまでもなく科学は先人の知恵の上に成り立っています。先人の知恵を効率的に理解するためにも、原理原則レベルまで記述した教科書を読んでいきたいと思います。