先日、量産型として世界初の燃料電池自動車 MIRAI がトヨタ自動車から発売されました!燃料電池自動とは wikipedia によると『搭載した燃料電池で水素と空気中の酸素を反応させて発電して電動機を動かして走る車』とのことです。
素人なので詳細はよく分かっていませんが、走行時に大気汚染の原因となる二酸化炭素や窒素酸化物を出さない『環境にやさしい、夢の車』とのことで、MIRAI の HP を見ているだけでなんかワクワクしてきますね。今年のお正月の箱根駅伝でも、運営車として走っていました。
電気自動車も燃料電池自動車も自分が小中学校の頃からコンセプトは知られているはずだと思いますが、それはあくまで理論上は出来るはずだという単なる夢の話でした。しかし最近では日産の LEAF も街なかでたくさん見かけましし、今回、燃料電池自動車も量産型として 700 万円強(補助金含めると 500 万円前後!)で販売を始めたとのことで、夢が実現しつつありるのだろうと思います。
まじで、すげー!
MIRAI のトヨタや LEAF の日産もさらにその他の自動車メーカーもどんどん夢を実現しています。こういう形で技術が世の中を素晴らしものに進化させていくということは、研究開発に関わるものとしても、また地球環境の保全を願う一般市民 (笑) としてもとても嬉しく思います。そして同時にこのような素晴らしいイノベーションが日本から実現されたことを(自分は関係ないですが)同じ日本人として誇りに思います。
ですがそれ以上に嬉しかったのは、この燃料電池の技術に関わってこられた研究者の K さんとお話させて頂いたことがあり、この技術に対する熱い思いを伺っていたからです。K さんとはそれがちょうど二年くらい前に異業種交流の研修会(のようなもの)でお会いして、色々と夢を聞かせていただきました。
通常は開発段階のお話を伺うことはあまり出来ないために今回のような華やかな成功にのみに目がいきがいちですが、K さんのお話を伺わせて頂いたお陰で、その影には長い期間に渡る研究者の目に見えない努力があることを実感できました。
さらに MIRAI という夢の車が無機質な会社という存在から生み出されたものではなく、多くの研究者の方の努力により生み出されている、ということを再認識できました。さらにこのような壮大な夢も、多くの方の努力により実現するものだということを現実感を持って感じることが出来ました。
まあ、どれも考えてみれば当たり前の話なのですが、K さんのお陰で強い現実感や親近感を感じられたというのが自分にとっての大きな収穫なのだと思います。このような感情から、自分としても困難な課題に真摯に取り組めば、いつか夢を実現できるかもしれないという思いが沸き上がってきて、少し嬉しくなりました。
もちろん世界を代表するトヨタ自動車だから実現できた、とても優秀な K さんだからできたということもあるのでしょうが、せっかく盛り上がっている『自分にも出来るのではないかという壮大な勘違い』を活かして、明日からまた頑張りたいと思います!
MIRAI の発売を心からお祝いするとともに、K さんの今後のご活躍を心から願ってます。量産型とはいえ値段がまだちょっと高い気もするので、是非 K さんのご尽力でなんとか自分にも手が出せる値段まで引き下げてください!
もちろん世界を代表するトヨタ自動車だから実現できた、とても優秀な K さんだからできたということもあるのでしょうが、せっかく盛り上がっている『自分にも出来るのではないかという壮大な勘違い』を活かして、明日からまた頑張りたいと思います!
MIRAI の発売を心からお祝いするとともに、K さんの今後のご活躍を心から願ってます。量産型とはいえ値段がまだちょっと高い気もするので、是非 K さんのご尽力でなんとか自分にも手が出せる値段まで引き下げてください!