今、食事制限による減量、論文、ランニングなどに挑戦しています。どれも初めての挑戦では無いのですが、やはり新しく何かを始めることには元々の生活よりも負荷がかかることになるので、体力的にまた精神的に厳しく感じることもあります。その一方で、挑戦は楽しく、このような取り組みを決心してよかったと思っています。
何かの挑戦を決める際に戸惑う理由の一つに、『今から始めても、遅すぎるのではないか』という迷いです。確かに新しい挑戦に対して投入するリソースと挑戦が成功して得られる効果を考えると、挑戦を始めるのは早いほうが良いに決まっています。というのは投資は複利で効いてくるため、投資を若い時から始めたほうがリターンが大きくなるというのはよく言われることです。
その時に問題になるのは、じゃあ今は若いのか、若くないのか、ということです。上記に挙げた以外にも、挑戦したいことはいくつかあるのですが、始めるタイミングを逸してしまって以来、機会があったらやりたいと思いながらもそのままずいぶん先延ばしになっていて、始める or 始めないの決断もできないままズルズルと今まで来ています。
この時に思い出すのは『残りの人生で、今日が一番若いんだから』という先輩に教えていただいた言葉です(元の出典はわかりません、盛田隆二さん?、申し訳ございません汗)。この言葉を聞く前は、自分は『何故、もっと早くに挑戦をスタートしなかったのだろう』と後悔をし、また『今さら始めてももう遅い、挑戦するのはもったいない』と考えているところもありました。でも冷静に考えると、この言葉の通り、今日が一番若いんだから、心の何処かでやりたいと思っているのだったら今すぐスタートすれば良いだけですよね。
今日が一番若いんだから、いま決断し、すぐにスタートすることが出来れば、それが最も投資効果が高くなるはずです。過ぎ去った過去を考えても仕方がなく、いま何が出来るのかを考えるのが良いのでしょう(とはいえ、投資効果を回収する残りの期間を考えた上で、今の時点での費用対効果が悪いという考察でスタートしないという決断ももちろんありだと思います)。
このように『何故、昔に始めなかったのだろう』という後ろ向きの視点ではなく、『今日が一番若いので、今から何が出来るのだろう』という前向きの視点を持つことで、未来を自分で変えることが出来るようになります。失われた過去に縛られることなく未来志向でこれからもどんどんと挑戦をしていきたいと思います。