先日、鮒谷周史さんのビジネスセミナーに参加してきました。毎月参加しているのですが、定期的に自分を相対視出来る場所を持つのはいいですね。正直、今月は自分があまりに何も活動をしなかったので、たいした進捗も発表できず、非常に気まずい思いをしました。しかし、まあそういうネガティブな刺激も来月へ向けてのエネルギーになるはずだと信じています。
セミナーには、年齢・職業・職位・業界の全く異なる方が参加されています。属性はこのようにバラバラなのですが、その方達の共通点として皆さん志が高く、意識の高い方ばかりです。セミナー自体からの学びも毎回あるのはもちろんなのですが、参加するたびに参加者の皆さんからエネルギーを沢山頂いています。
今回のセミナーで非常に印象に残ったのが、その参加者の一人が仰っていた『23ヶ月後に会社を辞めます!』という宣言です。さらに『会社を辞めると決めたからこそ、残された時間は今の仕事を頑張りたい』という事も仰っていました。その方は自分とは立場も環境も違うので自分が会社を辞めるのとは少し状況は異なるのですが、それでもこのようにデッドライン切ってを公に宣言された姿に感銘を受けました。
このような姿勢は本当に素晴らしいですよね。一方で、漫然と会社員生活を送っている自分の意識の低さを深く反省しました。それは自分がずっとこの仕事を続けていけるという意識を持っていたのだと思います。そうではなく、今の仕事や人生そのものも時限的なものだという認識を明確には持てていませんでした。
自分としては、今の仕事を辞めるつもりは今のところありません(その甲斐性もない汗)。しかし研究職という職種上、いつまでもずっと現場で研究を続けることは難しいので、いつかは今の仕事を離れる時が来るのでしょう。一方で、自分が辞めたくないと思っても、いつまでも自分の部署や会社が存続しているかは分かりませんし、万が一(?)自分の定年まで存続したとしても定年になれば仕事から離れるわけです。もっと言うなら、自分がある日突然死んでしまうかもなんて、誰にも否定はできません。
『いつかは終わりが来る』というのは当たり前の事ではあるのですが、今はそんなことを意識することはほとんどありません。なぜなら、それは自分にとって不都合な真実ですからね。ですが意識をしても、しなくても、真実である以上は避けることは出来ません。であるなら、逃げることをやめて現実と向き合い、その中で自分の納得するような働き方や生き方が出来れば良いのではないかと思います。その事を気付かせて頂いたことに感謝し、今を一生懸命に生きたいと思います!(最近サボっていることを反省してます汗)