部屋の大掃除で内省の環境を取り戻す #1302

今日は土曜日で久しぶりに家でゆっくり出来る時間が取れました。そのため、自分の勉強部屋の大掃除をしました。最近は掃除をサボっていたため、部屋は物置と化しており、簡単な掃除では修復できないほどの混乱に陥っていました。

とりあえず、その状況をリセットするために取り組んだ大掃除です。洋服の整理、書類の整頓、パソコンのデスクトップの整頓、勉強机の整頓、本棚の整理、古いハードディスクの廃棄、古い書類の廃棄、出張後の荷物の整理、などなど徹底的に取り組んでいます。その結果、そこそこ綺麗な状態には戻りました。

やっぱり綺麗な部屋はいいですね。まず第一に、きれいな部屋で活動が出来るのはそれ自体が気持ちがいいです。一部の断捨離も合わせて行うことで、活動の場が確保でき、自分の心が少し身軽になったように感じます。

加えて、掃除には実務的に生産的な場を確保するという意味もありますが、自分の乱れたリズムのリセットの意味も込めています。先週は出張とか、論文のリバイズとか、英語でのプレゼンとか、自分にとって重たい不定期の課題がたくさんあったため、自分の部屋で内省をする時間を全く取れませんでした。内省をする時間が無くなってしまうと、自分の主体性ではなく、周囲から降ってくる課題に忙殺されてしまいがちです。そのために仕事を頑張ってはいたのですが、どうも自分が本当に望む行動を取れていないという感がくすぶっていました。

というのは、放っておくと、周りから降ってくる課題が優先順位が高くなりがちだからです。さらに視点も短期的になるため、長期的に自分にとって意味のあることを後回しにして、さらに手付かずのままお蔵入りという状態にしてしまいがちです。

その自分にとっての間違った優先順位を見直す事ができる時間が、自分の内省の時間だと思っています。それを通じて、自分がやりたい事と周りから降ってくる仕事の優先順位をリセット出来るのですが、その頻度をたくさん持てた方がより修正が効きやすくなると思います。願わくば少なくとも毎日その時間を確保するのが理想です。これまではその内省の場所を失っていたのですが、今日の掃除を通じ、とりあえず自分が内省を行う場所を確保し、快適な状態に戻すことが出来たことは良かったと思います。

加えて、いつも書いている事なのですが、掃除は頑張ればすぐに成果が目に見えるために、自分の頑張りが肯定され、他の活動にもはずみが付くように思います。掃除により、『よし、次は何を頑張ろうか?』という前向きな気持ちに満ちています。当たり前のことですが、掃除はそれ自体が生産的なわけではなく、この後に何が出来るかが本当の勝負です。ということで、今の勢いのまま自分にとって大切な活動に注力していきたいと思います!


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