相手の立場を考えるには膨大な時間が必要

仕事でもそれ以外のどんな場面でも、相手の立場になって考えてみることが重要だとは分かっているのですが、それでも真の意味で相手の立場になることはなかなか出来ません。そもそも相手の立場を考慮することを忘れてしまっていたり(汗)、相手が抱える事情を知らなかったり、相手の立場を考慮しようとしても相手の意図を誤解していたりなど、失敗は数えきれません。

相手の立場になることは、相手の感情や感覚まで感じるくらいの臨場感で相手の事を考える事なのだ、とある方からアドバイスをうけました。風の強い寒い冬の日の朝に手袋をせずに自転車で走っている時に道端で水を撒く方が誤って自分の手に非常に冷たい水をかけてしまったその瞬間には『冷たい!』と感じると思うのですが、その時の背筋まで届く『冷たい』という感覚は鮮やかにイメージできると思います。マネジメントでは、このくらい臨場感を感じるくらいの細かさで関連する人たちの立場を考えないといけないとのことでした。

そのためには、まず当然の事ながら相手の事を知らなければなりません。ついつい自分基準で相手のことを考えがちですが、相手の強み弱み、興味関心、実績・誇りに思っていること・やり甲斐などは、人それぞれです。その違いを知ることなしに相手の立場を考えることなど出来るはずもありません。相手のことを知った上で、相手はこれから先どのような行動を好むかを想像することが相手の立場を考えるということです。

上記を上手くやろうとすると膨大な時間と手間がかかります。しかし組織で成果を出そうとするならば避けては通れない道なのだと思います。組織には多様な人がいて、それぞれに強みも興味もニーズも異なります。だから面白いのであり、その組み合わせにより一人では成し遂げることが出来ない色々な価値を生み出すことが可能になるのだと思います。

この手間を惜しんでは組織で働く強みを活かすことが出来なくなり、非常に勿体無い話です。確かに時間はかかるのですが、そんなもんだという認識に書き換え、割りきって取り組むのが良いのでしょうね。メンバーの強み、興味関心、ニーズなど、色々な観点から相手を知ることで、患者さんの利益に少しでも繋がるような価値を生み出せる強いチームを作っていきたいと思います!


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です