現在、自分の部署の3カ年計画の原案を作っています。その際に、自分の思考の軸が出来つつあることに気付きまいた。
自分の思考の軸をつくっているものには、このブログの継続がひとつの理由なのですが、もう一つの理由として、マネジメントの教科書を読んで、自分の組織のマネジメントについて議論しあう会を、毎週一回、年の近い同僚と行なっていることがあげられるかな、と思っています。はじめてから半年以上経ちます。
そこでは、マネジメントの本にはこう書いてあるけれども、自分の組織、部署では、それが実践されているか?されていない場合、それは何故か?それを実践するためには何が必要か?
などに関して、答えの出ない、正解のない、(正直、水掛け論に近い)ディスカッションをしております。
参加者は全員、管理職ではないので、権限も責任もないところでの、自由なそして無責任な議論です。
しかしそれでも、自分の組織の問題点に関して、(他責ではなく)自責思考で議論するようにしています。つまり、自分たちには問題解決のために何が出来るか?の視点から議論をします。間違っているかもしれないけれども、自分たちなりに、どのように考えたかを、最終的にマネジメントにを問うて見たいと思っており、議事録も残しています。
毎週1時間(予習の時間を含めるとそれ以上)費やしています。目先の成果には程遠い、まさに「無用の用」の時間なのですが、自分を目先の仕事から遠ざけ、一つ上のマネジメントからの視点で考えてみるトレーニングになっているのかもしれません。その結果、自分の思考の軸を形成する上で役に立っている、と考えると非常に価値のある時間だと思います。
ということで、最近、課題に忙しいこともあり予習をサボりがちなのですが、気を入れ直して、楽しみながら継続していきたと思います。