好きなものに対して思いきり語ってもらおう

今、スターバックスに来て、ブログを書いています。今日は、お客さんも少なくレジもガラ空きで店員さんも時間がありそうに見えたので、レジで注文する際に『カフェミストとスターバックスラテとカプチーノの違い』を質問してみました。いや大体の違いはわかっていて、もちろん味も違うので別に聞かなくもて良かったのですが、せっかくなので質問してみました。

その結果・・・。めちゃくちゃ勉強になりました。そもそも質問の答えである商品の説明はもちろんのこと、配合比率、使っているコーヒーの違いやそれぞれの商品で出来るアレンジ方法、さらには本日のコーヒーの説明から派生して、各地域ごとの豆の特徴と炒り方やそれらの味の表現のたとえ方(王道、エキゾチック、尖っている、etc.)、酸味 (acidity) の定義、さらには自分の好みに近いオススメのコーヒー豆まで教えていただきました。さらに、そのオススメのコーヒーが本日のコーヒーに近いとのことで、淹れたてのサンプルまで頂きました!

お分かりの通り、もはや自分の最初の質問とは完全にかけ離れてしまっています (笑)。でも良いんです、めちゃめちゃ勉強になりましたし、楽しかったですし、おまけにごちそうにもなっちゃいましたし。ありがとうございました!

ただ自分にとって少し意外だったのは、スターバックスの店員さんがここまでやってくれるんだ、ということです。スターバックスの店員さんは、基本的に皆さん感じのよい方で、丁寧な仕事をされているという印象を持っていますが(だからよく通っているのですが)、マニュアル通りの対応という感じも持っていました。

しかしその店員さんは、もともと気さくそうな人ではあり、かつ手が開いていたというのもあるのでしょうが、こんなに長い間かつ丁寧にコーヒーについて説明していただいたのは初めてです。その店員さんは、説明の前に『コーヒーがお好きなんですか??』とまず質問してくださいました。あくまで想像ではあるのですが、その店員さん自体、コーヒーが好きでたまらず、コーヒーに対し非常に強い情熱を持っておられるのだろうと感じました。

一般的に、思いっきり情熱を注いでいてこだわりのあるものに対して語る時、誰でも一生懸命になるものだと思いますし、語ることに気持ち良さや喜びさえ感じるものだと思います。話を遮らずに丁寧に聞く、質問をするなど興味を示す、その人およびその対象に対して興味と敬意を示す、などをすれば、なおさら色々と教えてくれるのかもしれません(今日の自分は心からの興味で意図せず上記をやっていたのかもしれませんが)。もし語って頂くことで喜んで頂いているのであれば、自分は新しい知識を手に入れることが出来ているので Win-win ですね。今後もこういうチャンスを大切にしたいと思います!


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