チームの進歩を定量的に感じたい

仕事のチームでミーティングをしていた時のことです。チームメンバーは『最近、みんな仕事を頑張っている割には、何故か進捗を感じないよね』という思いを持っていることで一致しました。確かに今までどおり、メンバーはみな非常に一生懸命に各人のタスクを頑張ってくれています。そして近くにいる自分から見ると非常に良い仕事をしてくれているのが分かります。しかし、それが顕在化してチーム外からの評価に今のところ繋がっていないことは事実です。

イメージとしては、流れの中を必死で泳いでいるのですが、流れに反して進まざるを得ず、またその流れも激しいために、結局はほどんど前に進んでいない状態だと感じています。ここを乗り越えて流れの緩いポイントに到達出来れば、きっと物凄い勢いで進んでいけるはずだと思っています。そのため、目の前の仕事に対してやる気は十分、体力もめちゃめちゃ消費して頑張っているのにもかかわらず、陸から見ると同じ位置で止まっとる、と見えてしまうわけです。

自分たちとしては日々様々な工夫や小さな改善を繰り返しているので、見た目には同じ位置にいるようでも、それは螺旋階段を真上から見て同じ位置に見えるだけで、実は一周り上にあがっているというような進歩の実感は確実にあるんです。だから周囲から進歩がないと言われても、そんなことはないと反論は出来るのですが、やはり進歩がないと見られてしまうことには気持ちが萎えてしまいがちです。特に、進歩することをデフォルトとして課している自分たちとしては、そう見られてしまうこの状況は我慢できません。

そのため、自分たちからはもちろん、周囲からも目に見える進歩を示すことは大切で、そのためには定性的な進歩だけではなく、定量的な進歩も必要なのだと思います。もちろん数字は後から付いてくるものなので、評価指標となる数字を上げることを目的にしてしまうのは本末顛倒なのですが、それでも数字を改善してくとみな気持ちが良くなる、ということはチームメンバーで一致しました。

そのため数字を改善させる仕事も、チームの目先の課題の一部に取り入れることを決め、またチームの質的な進歩もなんとか定量化して評価指標に組み込めないかを画策しています。数字に必要以上に振り回されるのも考えものですが、数字の力を上手く使ってチームのモチベーションを高めることが出来るのであれば、それは望むところです。ということで、まずは3月までに◯◯の数字で世界一を目指して、最後の最後までやり切りたいと思います。頑張ります!


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