自分には高価な万年筆を買った二つの理由

先日、万年筆を買いました!結構、良いやつです(今、自分が普段使いしている万年筆の十倍くらい)。自分にはそれほど物欲は無いのですが、どうしても良い万年筆だけは欲しくて買っちゃいました。というのは、以下の二つの理由があったからです。

一つはご褒美の意味です。今年一年間、仕事もそれ以外もめちゃめちゃ頑張りました。頑張った成果がついてくるかどうかは正直なところ分かりませんが、自分としてはやるべきことはやったし、あとは『天命を待つ』というくらいの気持ちでいます。ですので、成果が出ればもちろん嬉しいですが、一方でたとえ成果が出なかったとしても自分の頑張りには自分自身で報いたいという思いから散財しました (笑)。普段の自分なら絶対に買わないものでしたが、ご褒美という意味では少し自分がドキドキするような価格帯の万年筆じゃないとダメだったのです(もちろん値段で選んだのは無く、書き味を最重要視した結果ですが)。

こうした理由で買った万年筆ですが、普段使いはしないでおきたいと思っています。以前に書いたこともあるのですが、この万年筆は自分の行動規範となる言葉を収集する目的だけに使いたいと思います。その言葉を書きとめるのを儀式として、万年筆で字を書く喜びを感じながら同時に人生の質を転換するような言葉を集める喜びを感じたいと思っています。このある種の緊張感を感じるために、(自分にとっては)高価でかつ重厚感のある万年筆を選んだというのが二つ目の理由です。

行動規範となる言葉を書くという用途に限定することで、むしろもっと沢山字を書きたいという欲求が生まれると思います。万年筆で書きたいと思ったとき『へのへのもへじ』でも良いのですが、それよりむしろ『至誠而不動者未之有也』(孟子)とか『まず何よりも、変化を脅威ではなく機会としてとらえなければならない』(ピーター・ドラッカー)を書いた方が、絶対にためになるし何よりもまず書いていて気持ち良いと思います (笑)。このように、どうせ書くのなら座右の銘となるような言葉を何度も書いていきたいと思います。

確かに、今回の出費は自分としては少し痛いのですが、それでも良い言葉を沢山持っていれば、お金には変えられない価値を生み出すと思っています。自分は、時間を大切にする大人になりたいという思いから背伸びして時計を買いましたが、言葉を大切にする大人として、背伸びして買った万年筆をドキドキしながら使いたいと思います!


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