三連カレンダーで日々を振り返る儀式を行う

最近、会社と家のデスクに三連カレンダーを置いています。これは三ヶ月先までの日付がひと目で明らかになる便利なカレンダーです。そして一日の終りに、カレンダーの日付に斜線を入れることをしています。これは鮒谷周史さんのセミナーで教えていただいたのですが、非常に良い習慣だと思っていて、超絶おススメです!

一応、自分はこのブログやゼロ秒思考のメモ書きで、日々の省察をやっているつもりではあります。しかし、プライベートの『あんなこと』や『こんなこと』(笑)、さらに自分の生々しい夢や欲求というものなどはあまり書かないようにしていて、そこまで省察ができていないように思います。だから、そのようなトータルの自分としての『生々しい省察』が不十分だと感じていました。そんな自分の課題に対して答えてくれたのがこの習慣で、自分としては『一日を締めくくる儀式』だと考えています。

三連カレンダーなので、今日を含む三ヶ月先までが、ひと目で見渡せます。このひと目で月末や四半期末までの日数がイメージできることで、視線が大きく上がります。毎晩、その日に斜線を入れる際には、三ヶ月間つまり90日のうちの一日が過ぎ去っていったこと、さらに言えば、自分の人生から一日が失われていく痛みを感じています。この時に、『今日という一日を大切に過ごせたのだろうか』という問いに向き合わざるを得なくなります。それを定量的に捉えようとするなら『今日は100点満点の何点だったのだろう』ということであり、さらにそれの点数を高めていくには『自分の人生の満足度を高めるためにはどうしたら良いのだろう』という問いに向き合っていくことになるのでしょう。

一日のうちで、このような問いを発しそれを真面目に考えようとする時間は殆ど無いのですが、こうやって寝る前のルーティンとして儀式化することで、最低でも一日一回は『生々しい省察』の時間を確保出来るのだと思います。そういえば、自分がまだ幼い頃、祖母から『寝る前の布団の中で一日を振り返って反省するように』と言われて、それを実行していたことを思い出しました。大人になった今では、布団の中でそんなことをしたら、一撃で眠ってしまうので、三連カレンダーの方が良いやり方だと思います。まあ、具体的なやり方はともかく、一日一回の『生』の省察は自分の人生の質を大きく向上させてくれるものと信じています。これは必ず習慣化して、今後ずっと続けていきたいと思います。


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