目の前の一歩に集中しその積み重ねの進歩を喜ぶ

【期日まであと6日】

今日は数時間ずっと論文のためのデータ解析を行いました。データ解析は非常に地味な作業で、あまり楽しいものではありません。粛々と実行するという類のもので、やらなくて済むならやりたくはないものです。ですので、これまでさんざん先送りしてきたのですが、その分、今になって痛い目にあっています (汗)。

しかし、今の自分にとって論文の執筆は緊急かつ重要な第一領域の活動であり、嫌だとか苦手だとか四の五の言っている余裕はありません。ですので、逃げ場がなくなってしまった以上、仕方なく取り組みました。やってみると、当初感じていた通りにやっぱり面白くもなく、すぐに飽きてしまう作業の連続でしたが、それでもなんとか時間の許す限り集中して取り組めました。

こういう作業をやっている時は、マラソンを走っている時と似ているような気がします。先日走ったフルマラソンでも25キロ過ぎで体に違和感を感じ始めました。まだ半分近くも残っている距離のことを考えると、その時点で何か問題を感じてしまうのは絶望的です(まあ、練習不足なので仕方がないですが汗)。とは言え、ゴールまでの残りの距離は無限にあるわけではなく、自分が進んだ分だけはゴールに近づいていることだけは確かです。十数キロ先のゴールのことを考えるのではなく、目の前の一歩を踏み出すことに集中し、自分が進んだその分だけゴールに近づいている喜びを感じながら走っていました。そのようにして、遠いゴールを思って絶望し、それでも目の前の一歩に集中し、を延々と繰り返していると、(意識が朦朧としていたこともあって笑)いつの間にかゴールまで近くに来ていました(そこからが長かったですが・・・)。

今日もそんな感じです。確かに処理しなければならない量は膨大ですが、この永遠に作業が続くわけではなく、自分がやった分だけは前に進んでいることは確かです。現時点ではは残りの作業量を考えるよりも、進歩は僅かながらも自分が前に進んだ量だけを意識して、その進捗に喜びを感じることが出来ました。マラソンと同じように、自分が進んだ分だけしかゴールには近づくことはできません(当たり前のことですが)。だったらやるしか無いわけで、残された時間も少ないのなら、とっととやってしまおう、と自分に言い聞かせながら頑張りました。

この様に考えると、好きではない解析の作業も思ったほど苦痛なく、文字通りに淡々と処理できました。根が怠け者の自分は放っておくとすぐにサボる方に向かってしまうので、今回のように言葉を用いて自分を矯正することが必要です。これから目標の期日まで色々と追い詰められた日々が続きますが、ここでも言葉を用いてそのプレッシャーと戦っていきたいと思います。今日はまだ時間があるので、あともうちょっとだけ解析を頑張ります!


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です