#295 異業種交流会2日目!

今日は、異業種交流会の2日目のプログラムでした。非常に楽しい研修で、グループの成果のまとめや発表にも積極的に関わりました。そのグループでディスカッションした内容に自分の考えを加え、言語化することで、より深く自分のものにしたいと思います。
【お題】目指すべき企業研究者の姿とは
まず、「企業」の研究者としては、単に自分の興味のある研究をするだけではダメです。企業にとって価値のある成果(究極的には商品化)を目指した研究であることが大切です。ただし、そのタイムスパンは研究にもよります。例えば10年後に花開く研究だってあると思います。
では、どうしたら商品化につながっていく研究ができるのでしょうか?そのためには、研究また研究成果が、オリジナリティ、クオリティ、コスト、スピード、etc. などの点で優れていることが必要だと思います。
じゃあ、企業における一流の研究者って具体的にはどのように捉えることができるでしょうか。
(1) 研究基礎力が十分にある
(2) トレンド(最新の動向)に明るい
(3) 良い発想を出せる(そのためには考え続けることが必要)
(4) 自分の研究分野以外にも詳しい、情報が入る
(5) 人材のハブとなれる(人を結びつける、動かす、ことができる)
(6) 情報発信力がある、そのプラットフォームがある
(7) 人間として優れている、人格 (って表現は曖昧ですが。)

その結果、(アカデミアも含め)その専門分野で一定のプレゼンスを示している状態になっている、会社に対して依存しないプロの研究者になっている、再現性高く安定して成果を出せる状態になっている、というようなイメージです。

そのような研究者がいる企業は成果が期待でき、また研究者にとっても上記のようなイメージは研究者として理想です。つまり、win-win の関係になっているのではないでしょうか。

と、書いたのですが、全然、今の自分とは違っていますね(今は、汗)

それでは、上記のギャップを埋めていくために必要な個人の力、要素とは何でしょうか?
・思考の OS、成果の出るスタイル
・成功体験からくる自信
・現状への感謝と自己肯定 (思い込み、勘違い、錯覚)
・理想とのギャップをベンチマークできる仕組み、フィードバックがもらえる仕組み

・元気、健康

・揺るがぬ信念
・自律、自ら目標を設定して達成していく
・会社各要素のバランス (会社員、研究者、家庭、自分の成長、etc.)
どなど、たくさんの要素があり、これは人それぞれであろうと思われます。

ということで、今の自分は理想とする像とは程遠いですが、進んでいる方向性は間違っていないと信じています。足りないギャップを意識して、確実に歩みを進めていきたいと思います。


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