自分流、丹田を意識した走り方とは?

先日のフルマラソンの結果が散々だった事に加え、今月中旬に健康診断も迫っていることから、最近またランニングを頑張っています。本来であれば最低でも毎月100キロを目標に走りたいところです(昨年度は色々とあったせいで全然達成が出来ませんでしたが)。そもそも自分の場合、それくらい走らないと減量は出来なそうなので、健康のためにも走らなければいけません。

ということで頑張って走っていますが、最近では比較的きれいなフォームで走れているという実感を感じています(あくまで以前との比較ですが汗)。自分のランニングフォームの問題点はいろいろあるのですが、中でも最も大きな問題は、(1) 骨盤の後傾により猫背フォームになってしまうこと、(2) 右側の肩甲骨周りの筋肉が硬く腕の振りの可動域が狭いこと、です。その結果、体幹を使った走りができず、足だけの走りになってしまいます。その結果、早く疲れてしまったり(30キロ付近で足が止まってしまう)、足の故障の原因になってしまっています。

いろいろなランニングの本を見てみたりすると『ポイントは3つ』挙げられています。それは、腕振りで肩甲骨を動かす、骨盤を前傾させる、丹田を意識するの3つです。自分が課題にも挙げた肩甲骨を動かすことと骨盤を前傾させることは、分かりやすくランニングフォームに反映させやすいのです。自分も問題点として意識できていました。

一方で『丹田を意識する』というのは意識してどうなるものかよく分からず、その意識をどうフォームに反映させるかがいまいち分かっていませんでした。丹田とはおへそのちょい下あたりの体の中心の部分のようです。走っている最中に丹田を意識し、丹田に力を入れるとありますが、分かったよ分からないような感じでした。

しかし最近になってやっと、何となくですがその感覚が自分の中でつかめてきているので、忘れないうちにそれを言語化しておきたいと思います。自分の場合、丹田という体の中心から紐が出ていて、その紐を前方から引っ張ってもらうようなイメージで走った時に最も良いフォームで走れています。丹田は骨盤の上部の位置なのでそこを紐で前に引っ張ると当然ながら骨盤は前傾します(あくまでイメージですが笑)。この丹田から引っ張られて、丹田から最初に体が進んでいくイメージの時、結果として胸を張り背筋が伸びるフォームになると思います。自分の場合は骨盤を上手に使えていると思います。

これまでの自分はスピードを出そうとカラダを前傾させる結果、猫背ぎみのフォーム走っていたように思います。さらに疲れてくるとアゴが上がってしまい、猫背がひどくなり腰が落ちて骨盤をさらに後傾し、全く体感を使えなくなっていたのだと思います。そうなってしまうと文字通りトボトボ歩く状態で全くスピードは出ませんし、走っても疲れるだけです。最近、やっと分かりかけてきているこの丹田の意識を失わないためにも、しっかり練習して、この際にマスターしてしまいたいと思います。頑張ります!!!


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