会社の仕事は、チームや組織として働いているわけですから、ある程度のマネジメントが必要になります。しかしながら、そのマネジメントがきつすぎると、メンバーはヤル気を失ってしまいがちですます。何事もバランスが必要ですが、やり方次第では管理をしつつ、メンバーの創造性や主体性を引き出すことができるように思います。
過剰に管理されていないとメンバーが感じつつ、プロジェクトとしてゴールに向けた道筋をしっかりとマネージしていくためには、とにかくメンバーに考えている事を話して頂くのが良いのではないかと思います。自分はそれを黙って聞いていれば良いのです。「〇〇を期日までに仕上げなければならないのですが、そのためにいま考えていらっしゃるプランを教えていただけませんでしょうか?」というような質問の仕方ですかね。
そうすればメンバーの方は自分のプランを話してくださいます。メンバーの方からすれば、自分で仕事のプランを話されているわけですから、決して仕事のやり方を押し付けられたようには感じられないでしょう。それによって仕事に対するやる気を失うことはないはずです。一方でメンバーの人からすれば、自分が口に出して話をすることで、頭の中で1人で考えていた時より考えが整理されると思います。
もちろんその時に自分が考える仕事の進め方と違いがある場合ももちろんあります。しかしその時も、一方的に自分の考えを押し付けるのは簡単ですが、相手のやる気を落としてしまうので、いいやり方ではないように思います。質問により自分の理想とするプランがメンバーの方の口から出てくるような対話ができると良いですね。
人間は誰でも自分の言ったことに対して責任を持ちたいものですから、話して頂くことで、一種のコミットメントに繋がります。人から言われた仕事には手をつけたくはないですが、自分がやるといった仕事やアイデアには進んで取り組める傾向にあります。だからこそ同じ仕事をやっていただくにも、こちらが押しつけるのではなく、自然と相手の口から「やる!」と言ってもらえるように持っていければ良いと思います。
このようにして考えると、対話(質問)を通じて、メンバーの発言を引き出すことは、とても意味のあるやり方に思います。時間がかかる方法ではあるのですが、なんとかうまく時間をやりくりして継続していきたいと思います。頑張ります!!