今日はアメリカに来てから最長の距離を走りました。と言っても18キロなので大したことはないですが(笑)。なぜロング走をしてないかというと、海外ならではの事情があるのです。ボストンは比較的治安の良い地域ですが、それでも日本と同じ感覚では余計なトラブルに巻き込まれかねません。基本的に、ランニングをする際には、他のランナーが走っているところ、走る時間帯は日中の明るい時間帯のみ、かつ行ったところのないところは走らない、というようなルールを作っているので、長距離を走るというのが後回しになっていました。(同じコースを周回するのが苦手なものでして。。。)
とはいえ、今日は休日でもあったので、ロング走と合わせてインターバルの練習も合わせて行いました(無計画すぎる汗)。久しぶりに長い距離を走ったので心拍に負担もあり、特に走り始めの時は心肺に対する負担が大きく感じました。『呼吸が苦しい』とか『胸が苦しい』と言われるやつですね。
まあ、走り始めに心肺の苦しさを感じるのはいつものことではあるのですが、今日は疲れが溜まっていたのかずいぶん強く感じて、走るのをやめようかと思うほどでした。多分、日々のランニングの負荷に加えて、昨日深酒をした上に、夜更かしをして睡眠不足になっているせいだと思っています。とはいえ、少し我慢して耐えているとこの苦しさにも慣れて、無事に18キロ走り切れたので良しとします。
息苦しさを感じるのは決して快適なことではありません。苦しいので(どちらかといえば)不快な感情です。とはいえ、その苦しい≒不快という感覚と、『楽しさ』という感情はまた別ものだと思っています。なぜ走っているかと言われれば、第一に『楽しい』から『気持ちいいから』です(プラス、身体的な健康のためと、メンタルの管理のためです)。
私個人の意見としては、苦しいと楽しいは共存し両立できる感情だと思いますし、むしろ苦しいから楽しいのだと思います。『苦しい』を乗り越えた先に楽しさや充実感があると思っています。何が言いたいかといえば、楽しい人生のために、『苦しさ』は必須のスパイスだと思っています。『スイカに塩』の原理ですね(スイカにあえて塩味をちょっと加えることで、より甘味が引き立つ!)。
今日も18キロ(インターバルを含む!)を走り切ったことは、とても楽しく、充実した経験になりました。苦しいと感じたところでやめなくてよかったと思っています。これはランニングに限ったことではないと思います。仕事でもそれ以外でも、同じような感覚は感じたことがあります。でも、自分がこのように強く感じることができるようになったのは、ランニングを通じて学んだという感覚が大きいですね。
と、ここまで一生懸命書いたのですが、なかなか多くの人に共感されるとは思っていません。小学校や中学校の時のマラソン大会で走らされる感覚って楽しいって感じはなく、単にきつい、苦しい、やめたい、ってことしか感じなかったですから。でも大丈夫、そんな方は私が大好きで尊敬する『ウルトラランナーのみゃこ』さんのこの動画見てください!!苦しさと楽しさは共存する、むしろ表裏一体であるってのが、よく伝わると思います!と長くなりましたが、また明日からも楽しく走りたいと思います、頑張ります!