忙しい時にこそ立ち止まる勇気を持ちたい

今日は月曜日で週の仕事始めでしたが、日本は既に火曜日で動き始めています。メールボックスを開けるとたくさんのメールが日本から来ていて朝イチから大忙し、加えて昼間はアメリカの同僚との会議とその準備、夜は日本の同僚との会議とその準備で、文字通り一日中仕事をしていました。

その甲斐あって、いくつかの仕事で進捗がみられたのは収穫です。頑張って良かったです。が、いつまでもこのような余裕のない生活を送るわけにはいきません(汗)。仕事に集中しすぎている時は、たとえるなら、周りを見ずにアクセルをベタ踏みしている状態で、目先の情報だけを元に急ハンドルを切っている状況です、危なしくって仕方がない。。。

とは言え、進むべき方向が明らかになっている時は、周りの景色なんて見えなくても、真っ直ぐに進んでいれさえいれば良いのかもしれません。ですがある程度進んで成果が出ると、本当に同じ方向に進み続けていいのか確認する必要があると思っています。

今必要なのは、ちょっとはアクセルを緩めて、遠くの景色を見て、自分が向かっている方向が正しいのか確認しながら進むことだと思っています。また、必要に応じて一旦ブレーキを踏んで立ち止まり、地図を確認し、次にどこに進むべきかを考えることかもしれません。このまま盲目的にアクセルを踏み続けてしまっていると、間違えた方向に進んでしまい、頑張れば頑張るほど目的地とは離れてしまう、という悲しい状況になりかねません(汗)。

これは、マラソンの給水ポイントと同じ心理かもしれないですね。走っている時は少しでも前に進みたくて、走りながら給水を受け取ります。うまく給水や給食が取れなくても、立ち止まりたくないので、次の給水ポイントまで補給を我慢しようと思うこともあります。が、そんなことをすると、場合によっては脱水症状やエネルギー不足の原因になって、トータルで見るとタイムロスにつながってしまいかねません、まさに本末転倒です。急がば回れではないですが、急いでいる時こそ、立ち止まってしっかり給水・補給・場合によってはストレッチ、くらいのほうがレース後半で良いパフォーマンスが出せたりします。

確かに今は仕事の締切に終われ、大きなプレッシャーを感じており、アクセルをしっかりと踏み込んで、少しでも前に進みたいと思っています。しかし、今必要なのは一旦立ち止まって進むべき方向性を確認する勇気なのかもしれません。総合的に見た時に良い仕事ができるよう、明日は立ち止まる時間をとって、仕事の方向性について考えてみたいと思います!


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