万年筆を使う喜びを感じて

コロナ禍が日本で本格化する直前の2019年の暮れに iPad Proを買いました。それ以来、メモ・ノートはノートアプリを使いすべてデジタルでとるようにしています。以前の筆記用具はは紙ノートと万年筆かボールペンの超アナログ人間だったのですが、コロナ禍で在宅勤務が増えデジタル化が進むのにあわせて、筆記用具もデジタルに切り替えたわけです。当然アメリカでも iPad を便利に使っており、もはやなくてはならないマストアイテムです。

しかし、ふとしたことから安い万年筆を買って、再びアナログでの筆記を楽しむことにしました。最近、書くということから遠ざかっていたため、書く楽しさ、書く喜びを感じたいと思ったからです。残念なことに長く使っていたお気に入りの万年筆はすべて日本に置いてきてしまったので、安いスチールペンにしたのですが、それでも十分楽しむことが出来ています。お気に入りのとてもきれいなインクと合わせて買ったこともあり、なんでも良いから書きたい、という思いが生まれてきて、最近ではたくさんのことをアウトプットするようになっています。インクで書くと、やはり背筋がのびるというか、しっかり書きたいという気持ちが強く出てきます。それが仕事やプライベートでの創造性にもつながっているように感じており、本当に買ってよかったと思っています。

iPad では必要に迫られてメモをとるというような道具としての使い方だったのですが、改めて趣味としての筆記用具の良さを感じ、書く喜びや書くために考えることの楽しさを感じることが出来てとても満足しています。仕事の上では今後もデジタル主体ではあるのですが、うまくアナログの筆記用具も使っていきたいな、と思っています。


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