帰国まであと 131 日!
(1)論文、
活動、計算、データ解析
時間、>6h
(2)英語、
活動、活動なし
時間、0h
(3)その他活動サマリー、
平日の活動の見直し
(4)陸トレ、
OK.、65.6 kg
(5)感謝、
ディスカッションに付き合ってくれる同僚
(6)新しい挑戦・昨日からの進化、
新しい論文のアイデアについて、同僚とディスカッションしてみる
(7)ブログ、
昨日までで休暇も終わり、今日から全力で仕事に取り組むことができました。自分の場合、長期の休み(盆や正月)には必ずと言っていいほど、リズムを崩してしまいます。今回のサンクスギビングでも活動のリズムとしては崩れています。ガムシャラに頑張ることも大切なのですが、習慣を崩さずに毎日淡々と活動出来るよう、休み明けの今はとくに注意したいと思います。
さて、本題です。休み中に温めておいたアイデアの英語版を持ちだして、早速同僚(というよりむしろ自分にとっては先生といったほうが良いスゴイ人)とディスカッションすることが出来たのですが、彼は自分のアイデアに非常に懐疑的でした。まあ、それも納得で、それくらいこれまでの常識からするとあり得ない新しいアイデアだと自分では思います。
しかし彼が挙げた懐疑的だと感じるポイントは、なるほど的を得たものでした。もともと自分としては実験的に証明しようと思っていたのですが、彼のアドバイスではシミュレーションを用いてみたらどうかとのことでした。懐疑的な彼を納得させるための手段として、計算を用いたりシミュレーションを用いたりして、これまでのところ自分のアイデアの正しさを裏付けそうな結果を得ることが出来ています。
この彼に反論しようとして取り組んだ計算やシミュレーションを通じで、これまで考えていなかった観点からの考察ができ、元のアイデアをより洗練されたものにするための考察が出来たと思っています。将来もし論文発表することができるのであれば、レビューアーから指摘されるであろう観点を予めシミュレーションで準備出来ました。
やはり、自分一人で考えるのではなく、専門家とディスカッションしてアイデアを叩いてもらうことは、アイデアを洗練させていく上で非常に有効だと思います。特に否定的な意見は自分のアイデアを多角的に捉えようとする点では非常に良い方法だと思っています。
また、自分の取り組む理論解析の分野では、数式上の議論に加えて、シミュレーションを組み合わせて議論することの有効性を理解出来ました(まあ、当たり前なのですが、あまり得意ではなかったので)。シミュレーションの結果を説明するために、数式上の議論に戻って、そこから出てきたアイデアをシミュレーションの変数に反映させたり、と繰り返すことでいろいろな発展が見られました。今日はタイムオーバーになってしまって続きは明日になってしまったのですが、この調子で頑張っていきたいと思います。
このように新しいことに挑戦することはストレスにはなるのですが、このストレスには慣れてくるものです。次回以降、より気軽にシミュレーションに取り組めるような気がします。
同僚とはビールを掛けました!彼はアイデアに相違があると「よし、どっちが正しいか、ビールを掛けよう!」と必ず言ってきます(笑)。アイデアの相違もこのように楽しめるのは、仕事や科学的な議論自体を楽しもうとする姿勢の一つとして非常に面白いと思います(日本だと「不謹慎だ!」と言われてしまうかもしれませんが笑)。
さて、明日も他の仕事と上手にやりくりしながら、今日の続きに取り組んでみたいと思います!シミュレーションの結果も賭けの結果もどちらも楽しみにしながら、取り組んでいきたいと思います。