今日は午後に半休をとって、幼稚園の掃除のボランティアに出かけてきました。日頃お世話になっている幼稚園に少しだけお返しができたかと思うと、少し嬉しく思います。
さて、本題です。今日の幼稚園のボランティアには、上記で書いたとおり園への恩返しという意味合いがもちろん第一なのですが、ボランティアにやってこられるお父さんたちに会ってみたいという思いもありました。何故そのように思ったかというと、自分とは違う世界の人に会ってみたいと思ったからです。
自分としては平日に休みをとって幼稚園のボランティア活動に参加するなんてこれまで考えられませんでした。子育ては大事とはいえ、仕事の方が当然大事だろうと思っていました。しかし、もちろん父親としての役割は自分としても大切だと思っているものの、実際はそれが仕事に圧迫されて十分に果たせていないことを後ろめたくも感じています(六ヶ月も海外に単身赴任したりしていますし汗)。
しかし実際に参加してみると職種に関わらず色々な方が参加されており、さらにお子さんが卒園して小学校に入った方までが参加されている事を知りビックリしました。まさに自分とは違う考え方の人たちで、このようなお父さん達の子育てや幼稚園に対する考え方を聞くことで、自分の中に大きな気付きが有りました。自分の中の当たり前が世間では必ずしも当たり前ではないことに気付かされました。
また同時に日頃なかなか出会うことのない職種の方たちと触れ合うことが出来たことも大きな収穫でした。例えば、消防士さん、公務員さん、お寿司屋さん・お蕎麦屋さん、経営者さん、etc. などなどです。一例を挙げてみれば、休憩時間になった時にみんなが座り込んで休み始めている中で全員が揃うまで立って待っていて、みんなに飲み物が行き渡るまで気になさっていたお父さんは消防士さんとのことでした。彼にとっては当然かもしれないの行為も、自分から見れば素晴らしいですしチームワークがとても大切な職業なのだなと感じました。
「自分が目指す姿が有るのなら、そのような人が集まる所にでかけるべきだ」とよく言われます。平日の昼間に休みをとってボランティアに参加するお父さんたちは、子育てを大切なモノだと考えており、自分の時間を使って世の中の役に立ちたい(ボランティアは大袈裟に言えばそういうこと)という少なくとも二つの意味で、自分が目指す姿のお父さんたちなのだと思いましたが、まさにそのとおりでした。今日の出会いに感謝です!
ということで、(会社員なので毎回は参加は出来ないのですが)出来る範囲で今後も幼稚園の行事やボランティア活動には参加していきたいと思っています。