まだまだ寒い日も続きますが、寒さもずいぶん和らいで感じられる日も出てきました。となると、あの季節の到来です、そう花粉症です(汗)。先週くらいからもう飛び始めているみたいですね。
どうでも良い話かもしれませんが、自分はアレルギー体質でスギ・ヒノキ花粉の影響を非常に受けます。一度屋外に出てしまうと鼻水とくしゃみと涙が止まらなくなってしまいます。
そのため花粉症の2月中旬から3月末までは、明確に生活の質が低下します。まず外出をしたくなくなり活動量が大幅に低下してしまいます。また家にいても鼻づまりのため頭がボーっとしてスッキリしません。
対策としてはヒスタミン剤を飲んで、ゴーグルをして、鼻にはステロイドを吸引するなど出来る範囲では備えているので、症状は軽くはなっているのかもしれませんが完全には抑えきれません。というよりも、それだ対策をしても、生活に大いに支障が出るレベルです。
しかし上記の対策はあくまで症状の緩和のための対策であって、アレルギー体質を治すという根治の活動ではありません。ドラッカーは次のように書いています。
二度起こった混乱を、三度起こしてはならない
『経営者の条件』より
花粉症の治療も毎年同じ対処療法をしても苦しむくらいであれば、根治を目指して対策を取ることにしました。ということで色々と調べてところ、去年からスギ花粉に関しては注射の必要のない舌下からの減感作療法などもあるみたいです。
この治療法の “自分にとっての” 主な問題点が3つあり、アナフィラキシー(予想以上に激しいアレルギー反応)を引き起こす可能性があること、花粉症の時期には治療が出来ないこと、治療期間が長期に及ぶことです。自分は医師ではないので 1つ目はここでは論じないとして、2つ目と3つ目について考えます。
まず花粉症の時期のはるか前から治療をしなければならないということです。毎年、花粉が飛ぶ時期には非常に苦しい思いをしていながら、喉元すぎれば熱さを忘れてしまい対策を先送りしがちになり、気付けばまた花粉が飛ぶ季節となってしまっています。花粉症の軽減のため、鼻粘膜をレーザーで焼く手術などもやってはいたのですが、今年は論文が忙しくて時期を逸してしまいました(汗)。
自分の場合、思い立ったとその時にすぐにアクションを取らないと忘れてしまうために、今出来ることをすぐにやっておきます。まず治療の詳細を HP などで調べた上で、近所で診療可能な病院を調べた上で、診療開始時を手帳とグーグルカレンダーでリマインドしてみました。
3つ目の問題点は、この治療は毎日の処置を3年から5年間継続する長期に及ぶものであることで、その費用対効果については悩むこところです。特に通院が面倒で、初年度は2週間前に一回の(二年目からは月一回の)通院が必要とのことです。まあ通院先でも時間を上手に使える手はずを整えておけば、良いのかもしれないですね。
ということで、今年の治療には間に合いませんが、来年以降症状が軽くなった・無くなったと胸を張って言うことが出来るようこの治療法にトライをしてみたいと思います!
はじめまして。
いつも興味深く拝見しています。
私もアレルギー体質ですが、早寝早起き腹八分、を心がけるだけでも随分違いますよ。
人それぞれなので、一概には言えないかもしれませんが。
私も創薬研究者です(生化学、生物)。企業ではいろんなモチベーションの自称”研究者”が多いですが、そのなかでも貴殿ほどではないですが、奮闘しています。
患者さんのためになる薬を創りたいですね。
コメントありがとうございます、励みになります!雑務に忙殺されたり忙しさにかまけて、ついつい研究の目的を見失いがちですが、薬を待つ患者さんのために研究していることだけは忘れずに精進します、ありがとうございました!
PS アレルギー体質も生活習慣で改善するかもしれないのですね、なるほど〜。。。改善の余地は大いにありそうです(笑)