脳のワーキングメモリー容量を増やす #1195

最近、明確に意識せざるを得なくなった不都合な真実の一つが、『会話において、自分は相手の求める答えを必要十分に適切に伝えることが非常に苦手である』ということです。ですがそれ以上に不都合な事実は、『その理由が口下手だから、というのは勘違いで、真の理由は考えがまとまっていないから・十分に考えてはいないから』ということです (汗)。

まぁ分かってはいたことではあるのですが、『口下手だから』と言い訳を繰り返していました。しかし口からでまかせはにペラペラと不要なことばかりしゃべっている現状を突きつけられると、決して『口下手だから』では逃げ切れないように思います 。。。

実際にブログを書いていても、書き始めると当初のアイデアとはドンドンと内容が変わっていきます。これは事前に考えをまとめた上で書いているのではない、ということを表しています。実際のところ、事前に結論がないままに書きながら考えていて、どこか適当なところに着地させればいい、と思っているところもあります。だからその分だけブログを書くのに時間が掛かっているのでしょうね。

一方、自分の知る範囲で数人の方が、ある一定以上の質と分量の文書を口述で作成することが出来るとのことです。しかしながら自分の場合はそんな事は決して出来ず、仕事の計画でもブログの文章でもパソコンかまたは紙が無くては、ある一定以上に考えが発展しません。これは自分の脳のワーキングメモリーの容量が少ない、つまり一定量以上の文章を頭の中で構成していくのに十分な容量のメモリーを使えていないことになると思います。

そんな自分にとって、考えていますってのはまさに『休むに似たり』であり、何も産んでいない可能性があります。思考の補助ツールとしてのパソコンや紙を使って、メモリーを空にしながら構想を広げていかないとダメですね。とにかく自分の場合は、思いついたことを文字や図にアウトプットして考えを整理していくことが高い生産性につながるのでしょうね。

一方で、使えるワーキングメモリーを広げていくことはトレーニングで可能になるのではないかと思っています。そのためにはワーキングメモリーに負荷をかけなければなりません。負荷をかけてそれに耐えた分だけ強くなるのは、筋トレみたいなものですね。このような知的な負荷からは自分は逃げがちですが、それではいつまでたっても成長しません。

もしも脳のワーキングメモリーが広がり、紙やパソコンが無くても高いレベルでワーキングメモリーを活用できれば、時と場所を選ばずに高いレベルでの知的生産が可能になります。これが出来れば、『休むに似た時間』を有効活用できる事になり、自分の仕事の成果が大きく向上すると思います。この理想の状態を目指して、負荷をかけてトレーニングを積んでいきたいと思います!


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