赤羽雄二さんの著書『ゼロ秒思考』を昨日読みましたが、早速今日から一日十枚以上を目指して、メモ書きを始めています。自分はこれまで毎日ブログを書いていたり、手帳やノートにTo doリストを書き出すなど、頭のなかにあることをメモとして書き出すことは長いことやってきたつもりです。ですので、メモ書きの効果は非常に理解しているものの、今以上に効果が出るかどうかに関しては半信半疑のところがありました。しかしながら実際にメモ書きを始めてみると、本に書いてある通り、たくさんの効果が得られ非常に驚いています。
まず最初に感じたのが、ブログには書けないことが確かにたくさんあったなぁ、ということです。例えば具体的な仕事のこと、プライベートな悩みとか、自意識に関することとか (汗)、人事や人間関係のことなど、ブログにはもちろん書けませんし、自分のノートや手帳にもあまり書けません。
このような事までも実際に書いてみると、自分の頭の中にはこれまで書いてこかなった分野においても多くの悩みや懸念があり、それらが脳を専有していたことに気が付きます。しかしそれらの悩みは文字にして考え直してみると、必要以上に心配する必要がないことが殆どだと気付きます。むしろ何にどれだけ悩んでいるかが分かっていないことが更に不安を大きくしていたように思っています。
これらの懸念を頭の中から一度全てを出し切ってみることで、余計な悩みがとれてスッキリして、本当に悩むべき問題が何かの優先順位がついたように感じています。そういう本当に悩んだり考えたりするのに値することに対してのみ自分の脳を使い切ることが出来れば、そりゃ〜活動の生産性は上がりますよね。
アウトプットの密度も上がっているように思います。これまでも自分としては空き時間があれば、手帳を広げて自分の持つ課題などを考えているつもりではいました。しかしながら、考えていてもその先の行動が繋がらないため、アウトプットまでが繋がりにくいと感じていました。単に堂々巡りをしているだけ。。。
今日も実際にバスを待っている間や、バスに乗っている間には考えているつもりだったのですが、メモに書き出したりする余裕もありませんでした。そのため、今となってみてはバスの中で何を考えていたのか正直思い出せません(汗)。であれば、(潜在意識には効果が合ったのかもしれませんが)残念ながら何も残っていない以上、生産性はゼロです。
一方で、メモ書きで無理やりにでも書きだそうとするなら、しょぼいアイデアだったとしても、メモに残すのでそれが目に入ります。その結果、それが考える必要がないアイデアでも、即対応すべきまたは今は対応しないアイデア(後で対応)でも、まずは意識に乗っけることでいずれにしろ何らかのアクションに繋がりますので、最終的には何らかの結果が出ます。
ということで、多くの効果を実感できていて、試してみて本当に良かったと思っています。ただ飽きやすい自分が途中でやめてしまわないか少し心配ではありますが (汗)。今年のはじめに万年筆を父親からもらって以来、文字を書くことが非常に楽しみになってきています。その気持の勢いも借りながら、今後も『ゼロ秒思考』のメモ書きを続けていきたいと思います。