帰国後の時差ボケと疲れにより、なんだかダラダラとした生活を送ってしまっています。肉体的な面は別としても、この『ダラダラ感』を感じる理由の一つには、本来やるべき事(自分がやりたいと思っている事)を正しく行えていないからだと思います。
出国前の自分の生活は自分がやりたいと思っている小さなルーティン(きまりきった動作・作業)で満ちていたように思います。このようなルーティンの力は非常に強力で、スポーツの世界でも成果を挙げる人が多く取り入れているようです。
例えば、アメリカメジャーリーグのイチロー選手はネクストバッターズサークルに入ってから構えるまで、毎回同じ動作をしていることは大変に有名です。それ以外にも、食事やトレーニングでも様々なルーティン行っているようです。つまり同じものを食べ、同じトレーニングを行い、同じような休養の取り方をして、もちろん各部分には一般人には分からない微調整があるのかもしれませが、同じルーティンを行うことで一定の調子・水準・精神状態を維持しやすくなるのでしょうね。
まぁイチローのような超絶スゴい選手を引き合いに出すのはフェアでは無いかもしれませんが、ビジネスで成果を出す上でも力を発揮してくれると思っています。ビジネスのスキルを身につけたり、実際のビジネスの場面での振る舞いでもルーティンを実行している方がいるのはよく聞きます。例えば、体調維持管理などのにおける運動や食事のルーティンは分かりやすいのですが、他にも仕事にはいる前に『先送りせずに即断即決する!』というおまじないをかけてから仕事に入られる方がいます。また、自分にとってのブログやランニングもルーティンの一種であり、ブログは日々の出来事を内省し、自分の『かくあるべし』という姿に近づくための手段としての働きを、ランニングも体調と精神面のリセットボタンとしての役割を持っていると思っています。
重要なポイントは、もし望ましいルーティンで生活を満たすことができれば、他の自分が望まない活動が入ってくる余地はあまりない、ということです。反対に言うならば、そうなるように自分を律していたように思います。上記のブログもそうですし、ランニングなどの運動、英語の勉強、読書の時間の天引きだってそうかもしれません。
確かに、これだけの事をやろうとすると、ビールを飲んで泥酔している暇や Youtube 見てゲラゲラと笑っている暇なんで無いはずです (汗)。色々と堅苦しく事を書いていますが、堅苦しくと感じるのは慣れるまでで、一度ルーティンとして定着してしまえば何の苦痛も無いはずです(ビールや Youtube が定着しているように)。望ましいルーティンを定着させることが出来るように、もう一度生活を見なおしてみたいと思います!