今日は学生時代に仲がよかったKさんと、数年ぶりに会って一緒にごはんを食べました。学生時代にはすごく仲良くしていたのに、別々の大学院に進んだことや、会社に入ってからの勤務地が違っていたこともあり、卒業以来、一度しか会えていませんでした。それでも連絡は取っていて、今回会えることになり本当に良かったと思います。
話をしていると本当に懐かしい気持ちでいっぱいになり、自分が22〜23歳くらいの時のことが、本当に昨日のことのように思い出されました。今の自分は心の余裕を失っていて今の事だけに興味関心が向いているのが現状です。しかし、このように仲の良かった友人と会って話をすることで、今の視点から離れ、昔のことをたくさん思い出すことが出来ました。しかも思い出されるのは良い思い出ばかりで、とても楽しい時間でした。
このようにして思うのは、自分は良い友人、尊敬すべき先生、素晴らしい先輩や後輩に囲まれ、本当に恵まれていたのだな、ということです。今日のように、昔のことを振り返って過去をプラスにふり返れるのは本当に幸せなことです。しかし考えてみればそれは自分が頑張ったわけでも何でもなく、単に素晴らしい方たちに囲まれていたというだけのことです。まさに良いご縁のおかけで、自分は素晴らしい学生時代を過ごすことができました。もっと言うなら、その当時はそういう良い環境のコミュニティに無意識に自然と引きつけられて、そこに属することが出来たという幸運があったのだと思います。
そのような同じ場に所属した仲間が、今では社会のあちらこちらで活躍している話も聞くことが出来ました。(もちろん人生に良い悪いや勝ち負けなどないのですが)いい意味で彼らには負けていられないというか、彼らの活躍に負けないように自分も頑張りたいという良いエネルギーがたくさん湧いてきました。今は負けていても、大器晩成型の自分は焦らずに『これから本気を出す』つもりでドンドンと追い上げていきたいと思います!
また過去を振り返るのとは反対に、学生時代の自分が今の自分をみたらどう思うだろうかということも、ふと頭に浮かんできました。今は仕事でもそれ以外でもなかなか思ったとおりに行かずに苦しんではいるのですが、それでも当時のダメ学生の自分からしたら、なかなか頑張っているように見えるのではないかと思います。悪くないですね。ですが、じゃあ学生時代の自分に『今の自分のようになりたいと思うか』と尋ねると、きっと答えはNOで、夢見ていた大人像とは随分違っていて、これから改善の余地がたくさんありそうです。ただ大器晩成型からすると、まだまだ始まったばかりでこれからの人生が面白いはずです!
なんだか最後のほうは今の自分の不出来に対する反省と言い訳みたいになっちゃいましたが (汗)、それも含め違う視点から自分を見つめる時間を持つ事が出来てとても有意義でした。と、堅苦しいことを書いてしまいましたが、美味しいごはんと、美味しいお酒と、楽しい会話とで、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。Kさん、今日は本当にありがとうございました!(トイック、頑張ってね!笑)